「人生はシナリオ通り!」デービッドの会社が倒産した日のことを振り返る
その日は突然やってきた。
2020年7月3日、デービッドの会社が倒産した。
起業してから18年だった…
2018年位から赤字が続き、何度も倒産の危機があって💦
その度に…
「デービッドの為にはその方が良いんじゃない?」
と思って、覚悟を決めてたんだけど…
ついにその日がきた。
2年近く無給でホリデーも取らずに(現在5年長期休暇なし💦)
頑張ってきてるのをずっと見てたから…
「もう休んだら」
って、養ってもらってる私が言える立場じゃないけど…
「何とかなるよ」
って思ってた。
デービッドがこんなに頑張って働いてるのに、どうして会社の業績が上向かないのか不思議でならなかったのだけど…
理由が判明!
週4日勤務の女性マネージャーのマリー (かなりの高級取り) が仕事をほとんどしておらず、プロジェクトが全て負債を生み出す悪循環💦
スタッフと外で面接するふりしては「ネイルバー」に通い💅
仕事中も自分の有給を不正に増やし、旅行の予約を入れるのに忙しかったらしい。
裏ではデービッドの共同経営者のフィリップに散々デービッドの悪口を言い…
不正がわかって「解雇」したら、社内の人事関係のファイルは勝手に消しちゃうし…
もう、やりたい放題〜💦
解雇された逆恨みで「不当解雇で訴えてくる」しと、もう顎が外れまくる暴挙😵
本社とは別に、数年前に投資した工場のトップの男性も、マリーの指示でデービッドの悪口をクライアントに言ってたり、仕事がうまくいかないように操作したりで、ずっと赤字続きだった😓
2020年6月、彼が自主退社し、工場自体も6月末で閉鎖に。。。
資金を注入している共同経営者のフィリップにいつも文句を言われ、やる気を失いヘロヘロになってたデービッド😭
2011年には別荘にまで招待してくれて仲良かったのに…↓
ストレスマックスでタバコも復活🚬
何とかこの大変な時期を乗り越えようと頑張ってるデービッドを、当時の私はただ見守るしかなかった。
デービッドが会社を閉める上で一番心配してたのは、家と森を失うこと🌳
この時、会社の顧客への借金返済のために、家を売らなきゃいけないかも…
ということで、森で住めるように簡易住居用として中古のキャビンも購入。
このキャビンの下の基礎づくりが大変で、遠方に住む親友のジムとデボンがわざわざ駆けつけて手伝ってくれ、完成し、無事キャビンの配達に間に合った。
デービッドの状況を悟り…
「心配するな、俺たちで何とかするから、今回は甘えろ」
とジムが言ってくれ、私まで泣きそうになった。
去年結婚したばかりのジム、ただいま奥さんと別居状態😂
会社を閉めることをクライアントに告げると、ほとんどの人が…
「新しい会社作るんだったら継続して仕事したい」
と言ってくれ、解雇したスタッフも…
「もしまた会社やるなら是非また働かせて欲しい!」
とメッセージをくれたり、たくさんの人が心配してエールを送ってくれた。
デービッドが
「いざとなったら二人でチャリティー団体作って無料で人を受け入れられる森のリトリートセンターを作ろう」
って言い出したので(名前はRedleaf Refugee)🤣
『まどかさんも「デービッドは医者とか人を癒すのが向いてる」って言ってたよ』
と話すと嬉しそうに笑った。
もともとオスティオパス(治療家)だしね。
私も佐藤初女さんのように森のイスキアみたいなの作って、困ってる人受け入れるのが夢で…
流石にそのことはデービッドには言えずに封印してたんだけど…
「なーんだ、同じこと考えてたんじゃん」
って思うと笑えた。
二人の使命がわかった瞬間だった✨
住んでいる家を借金の方に押さえられるかもしれない状況だったので、数ヶ月放置していたバンガローを大掃除、要らないものも処分してスッキリ!
覚悟を決めて手放すと本当に色々入ってくる!
電力会社から、少額だけど返金の小切手が送られてきたり、何だか色々なことが動き出して、良い風が入って来た。
「人生はシナリオ通り!」と小林正観さんも言っている。
全て起こることは必然!
デービッドが会社を閉める日も、7月3日がベストなタイミングだった!
と、ようやくそれまでの苦労が報われるような気がして、やっぱり全てに感謝だった!
森を素敵にするために使わせていただきますね!