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元婚約者の話



度々レポに元婚約者の話が出ているが、
ここまで、そしてこれからも結構関わってくるので一旦まとめておく。



【出会った経緯】

2017年夏

元婚約者とは某スマホMMOで知り合った。
俺は6人ほどの小さいギルドに加入しており、そこのギルメンだったのだ。

ちなみに既婚者で、ギルマスは旦那だった。


2017年秋

ギルドに加入して数ヶ月が経った。

ギルマスの旦那はログインしなくなっていた。

元婚約者に話を聞くと、
「飽きた」
らしい。

ギルドの雑務は俺がするようになり、
元婚約者は雑務を手伝ってくれた。


2017年冬

中堅ギルドに話をつけ、残りの全員で移籍。
これで雑務から開放された。

移籍をしても元婚約者とパーティーを組んでチャットしながら狩りをするようになり、よく雑談をするようになった。


2018年春

悩みごとをよく聞くようになる。

・俺の7歳上
・結婚して10年
・妊活中で産婦人科に通っているがなかなか子供ができない
・主な理由は旦那の精子の状態が悪い
・旦那のパワハラ、モラハラに困っている
・産婦人科通いも、子作りも疲れた

とのこと。

そして、
「男性も精液検査しておいた方がいいよ」
と言われ、精液検査しに行ったのだ。


2018年初夏

色々相談に乗っているうちに離婚になってた。

そして俺の趣味の神社巡りの話をしていると、
今度行く神社の近くに住んでいるらしく、神社を案内してくれることになった。

当日。

向かっている途中にタイヤがパンクした。


なんとか近くの車屋へ行きタイヤ交換してもらう。

2時間ほど遅刻し、初めて会った。
神社を案内してもらい、その後はしゃぶしゃぶをご馳走になった。



【結婚を前提に付き合う】

2018年夏

その後もリアルでも遊ぶようになり、
告白された。


正直見た目はタイプではなかったが、

相談に乗ってるうちに離婚になってしまったことへの罪悪感が多少あった。俺が相談に乗っていなければ離婚していなかっただろう(※離婚を唆したりしたわけではない)

それに離職して数ヶ月間日本一周することも応援してくれたり、隣の隣の県(距離にすると100kmほど)に住んでいたが仕事も辞めてこちらへ引っ越してくること、などの色々な熱量に負けたのと、離婚させてしまった(?)責任を取ろうと思い結婚を前提に付き合うことに。

その頃の俺の年齢は27歳、相手は34歳。
出産など色々な将来を考えるのであれば、あまり時間はない年齢だ。
結婚へ向けて、色々と段取りを計画した。


※正式なプロポーズをしたわけではないので婚約者と言っていいのか定かではないが、お互いに結婚を前提に付き合っていたので元婚約者と表記している。


2018年冬

日本一周から帰ってきてそのまま同棲を開始。

今後のライフスタイルも考慮し、
一旦非正規で働き始めていた。

母親にも挨拶させた。俺はまだ無職だったが。



2019年春

俺も再就職した。
そして、今度は父親に挨拶させた。

しかし後々、ここが問題になるのだった。



【別れて同棲から同居へ】

2019年夏


元婚約者の実家にも挨拶に行った。
順調に進んでいるように思えたが、


俺の父親が結婚に反対した。

俺の父親は頑固な九州男児だった。
実は家柄も固い方で、長男の俺の結婚相手には相応しくないと判断された。

順調に進んでいた結婚までの過程が急に滞る。
父親を説得しようとするも、できなかった。

父親を無視して結婚するなり、既成事実を作るなり、縁を切るなり色々考えた。

しかし、やはり結婚するなら周りの皆に認められて結婚したいという思いがあり、この頃は毎日頭を抱えていた。

そしてこの頃から、
元婚約者は自分磨きをしなくなっていった。


低身長で胸もなく元々スタイルのいい方ではなかったが体型維持をしていて痩せていた。
しかし少しづつ太り始めたのだ。

一方の俺は自分磨きのために食事制限や筋トレに励んでおり、横でぶくぶく太られていくのが許せなかった。

筋トレを一緒にしようと誘ったり、趣味の登山に誘ったり、Switchとリングフィットをプレゼントしたりしたが、どれも長続きしなかった。

痩せてほしいとやんわり伝えるも効果はなく、好きな要素は無くなり結婚への熱意も無くなった。
残るは離婚させてしまった罪悪感のみになってしまった。

このまま付き合ってもこの先は無いことを伝えて別れた。

「一緒にいられるまで一緒にいたい」
と言うので、この時点で同棲から同居になった。

もちろんセックスもしなくなった。

セックスしてしまえばこれ以上情が湧いてしまうかもしれないし、太った元婚約者を受け入れたくなかったからだ。


そしてマッチングアプリを始めたのだった。


マッチングアプリを始めてからも、一緒に出かけたり旅行したりはしていた。
気の済むまで一緒にいようと思った。


2021年春

駅徒歩1分のマンションを買った。
もう別れているので名義も1人で買った。

これを機に別居できるかと思ったが、

「頭金100万円出すからまだ一緒に住みたい」
と言われる。

かなり悩んだが100万円はでかいと思い了承。
同居は続いた。



2022年夏

急にダイエットし始める。30万円のエステに通い始めたり、下着を新調したり、服やメイクなども気合を入れて出かけるようになった。

すぐに異変に気づいたので泳がせていると、
どうやら色々な男と会っているようだった。
調べたらすぐに証拠は掴めた。



………。


それならさっさと出ていってくれない??


しかしまだ非正規で働いていたため我慢した。

イライラはどんどん募っていった。



【同居解消】

2023年春

正社員で転職していたのでこれを機に、

出ていってくれと伝える。

そして一ヶ月後には引っ越して行った。



まとめ

俺が相談に乗った影響で離婚してしまったため、できる限りの面倒は見たつもりだ。

痩せて欲しいと伝えても痩せなかったのに、男遊びをするようになってから自分磨きをするようになったのは腹が立った。

本来は2~3年後に正社員登用の非正規社員だったが、コロナ禍により正社員登用の話が無くなってしまった。そのため非正規社員の期間が長くなり、そして2023年春に転職したのだ。

正直、もっと早くに出ていってくれていればもっと気兼ねなくマッチングアプリできていた。

別れていたとはいえ、女と遊んでいると露骨に機嫌が悪くなって最悪だったのだ。
気の済むまで一緒に住む代わりに家事は一任していたため、面倒事は避けたかったのだ。

そのためできる限りの範囲で遊んでいたが、今思うと相当ハードスケジュールだっただろう。

某スマホMMOも同居解消まで続けていたため、同居人の機嫌と面倒を見つつゲームも毎日数時間しセフレ達と遊びつつ新規開拓もしていた。どう考えても狂っていた。

男遊びも目をつぶり、自分なりのけじめとして自立できるまでは面倒を見たので、個人的には納得のいく終わり方だと思う。

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