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会社をつくるにあたって無形文化への想い

初めてのnoteを見ていただいてありがとうございます。

株式会社あっぱれを2024年1月に設立をしました。

あっぱれではこれまで500件以上の祭りを中心とした無形文化の活用支援を通じて得た専門的な知見や経験に加え、各分野の専門家とのネットワークを活かして、国内外の富裕層向けに無形文化の高付加価値に繋がるコンテンツ開発、コンサルティング、ライツ管理までを行います。

設立するにあたっての代表者として想いを少し書いてみたいと思います。

あっぱれな銭湯の壁画

危機に瀕している無形文化

現在、日本が誇る地域の豊かな伝統や文化が日に日に衰退しており、文化継承の危機があります。

その原因としては、

・少子高齢化による地域活力の衰退
・文化継承の担い手の不足
・資金調達不足
・自然災害やコロナの影響

が主に挙げられます。

これまで私は各地で祭りなどの伝統行事を500件以上開催支援していきました。日本を代表するものから小さい神社でやっている祭事までです。

多くの場合は地域が以前ほどの勢いがあらゆる面でなくなっている中で、上記でも書いたように担い手がいない、資金繰りがうまくいかない、PRができていない、直近ではコロナ禍ではどう開催していいか分からない、など深い悩みがありました。

当然ですが、主催者や関係者は仕事としてやっている方はほとんどおらず、だいたいはボランティアで仕事終わりや休日に集まってやるのが決まりでした。もちろんビジネスではないので、損得勘定で帳尻が合わないことも多分にあり、だからと言って終わるものでもなく、多少の無理をして今も各地で続けているところがほとんどかと思います。

あっぱれが目指すこと


あっぱれなメンバーです。

祭りを中心に扱うことは多かったですが、この構造自体は祭りだけでなく、郷土芸能や民俗行事、伝統工芸や郷土食に至るまで地域が長年受け継いできた「かたちのない文化」=無形文化にも総じて当てはまります。

だからこそ、あっぱれでは特に世界から価値が認められる次世代に安心して受け継ぐべき無形文化を対象として文化の担い手に還元される継承モデルをビジネスとしてつくっていきます。具体的には無形文化を残すために地域の担い手にしっかり資金が回るマスタープランをつくること、年間を通じてお金が落ちるコンテンツをつくること、それが活かせる仕組みをつくること(特にライツ管理)を各地で進めていきます。

まだまだ始まった新しい活動ですが、やるからにはしっかり日本の無形文化に貢献して参ります。

次の世代に安心して無形文化を継承したい方、一緒に変えていきましょう。

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