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中国のトイレ事情・旅行準備・環境諸々

中国に行くにあたって、びっくりしたことや生活環境に関する気づき、学んだこと。


ビザ申請は深夜が狙い目

早めにビザを取っておけばよかったのだけど、自分は遅くなってしまった。ビザの申請は、①書類を揃えてWebページから申請、②センターに行って面接、③再度センターに出向きビザの受領(郵送不可)、という流れ。
①の段階で搭乗予定の飛行機をwebページに入力しなければならないのだけど、③まで無事に済ませられなければ実質飛行機には乗れないわけで、当然「じゃあ面接はいつなの?」となる。そこでWebページで面接可能日を確認すると、一見かなり混んでいて一ヶ月待ちであるかのように見えたりする。ところがどっこい、Webページがどんな建て付けかは分からないが、午前4時などの変な時間帯に諦めずに何度も更新し続けると、突如一週間後など近い日程で空きが出てくることがあるのだ。これを狙って申請するといいということが今回分かった。いずれにせよちょっと大変だ・・
※自分は大阪で申請

宿泊ホテルのランドリーサービスを事前にチェック

世界中どこに行ってもコインランドリーくらいあるだろうと自分は思い込んでいたが、中国の街中では洗濯できる場所が見つからなかった。だから気になる人は、あらかじめホテルを予約する時にランドリーサービスがあるかどうかを確認しておくことをおすすめする。もちろん、短期間の滞在や手洗いで十分間に合う場合は例外だけど、お土産重視で最低限の衣類しか持っていない場合や真夏に旅行する場合は確かめておいて損はないだろう。出発前であれば、情報をもとに荷物を見直すこともできる。
※個人の感想「次回中国行くならコレが欲しい」を読む

パスポートの表紙は隠す

中国では、日本人であることが時にデメリットになる。騙しやすい・真面目・金持ってる(だろう)、といったイメージから何かしらターゲットになりやすいのだ。そして中国では歩くだけで不審者が寄ってくるほど、得体の知れない人がそこかしこにいる。実際、私が空港から出て最初に話しかけられた人は不審者だった。日本人であることをできるだけ伏せておくため、自分は空港や入国審査など、パスポートを見せる必要があるときは必ず裏を向けて取り扱うようにしていた。高铁の車内でも時折パスポートを確認されることがある。現在、中国ではトラブルに巻き込まれたり国外に出られない外国人が増えていると聞くので、自分でできることは最低限やっておきたい。
余談だが、中国はプライバシーの意識が低く、チケットを窓口で購入するときに、購入者のパスポート情報を他の人も見れる画面で一言一句映し出しちゃったりする。やめてほしい・・

地下鉄乗るなら絶対手荷物チェック

地下鉄に乗る際、必ず駅で手荷物検査を受けさせられる。乗客一人一人の手荷物を、機械に通してチェックするのだ。どの駅にも検査体制が整っている。日本で言えば、心斎橋駅で乗客全員の手荷物チェックをするようなものだ。切符は使い捨てでなく回収して何度も使っているようだ。そして改札の反応は悪く(不安定?)、自分は結構な確率でNGになった。NGが出ても狼狽せず何度も改札に切符を突っ込み続けるべし!

ネットワーク・アプリ

これは他でもよく言われることだが、中国ではGoogleやInstagram、LINEが使えなかった。たぶん他にも使えないアプリは多数。

電子マネー

中国は電子マネーがなければ生活できないと言っていいほどの普及率。よく使われるのはAlipayやWeChatpay。これらの決済はクレジットカードと紐づいているのではなく、キャッシュカードと直接紐づいているらしい。それも、中国で作った口座のキャッシュカードに限られる・・と。これを知り、私は電子マネーの利用をあきらめた!

レンタサイクル

中国では、レンタサイクルが至る所にあった。借りた自転車はどこに乗り捨ててもいいらしい。「なんと!乗りたい!」と思ったが、これも電子マネー決済だった。それも、一人が同時に複数の自転車を借りることができない仕様になっているのだとか(これも対テロ対策?)。自転車で街を散策したかったけど、泣く泣くこれも諦めた・・

トイレ事情

1.いつでも紙を持ち歩け
中国ではトイレに紙がないのが普通。だから、外出するなら絶対紙をもって出たほうが良い。私はホテルのトイレットペーパーを拝借して暮らしていた。おそらくホテルも了承済み(一巻きが日本の半分以下の分量。時に普通に暮らしていても足りなくなりフロントに追加を依頼するほど。持ち去られる想定での仕様だと自分は思っている)

2.紙はトイレに流してはいけない
中国ではトイレに紙を流してはいけない。ホテルなど、紙を捨てる箱がないところなら流してもいいけど、大抵は流せない。そして、流してOKなトイレであっても、流した後詰まりやすい傾向にある。自分が滞在した間だけで3回も詰まっていた。あと、日本人がトイレで使う紙の分量は、中国人よりも多い可能性があると私は思う。だから余計に気を遣ってしまうのだ。

3.ガウチョパンツは要らない
ガウチョパンツが流行る街は清潔。これが私が中国で学んだことだ。中国に行くならガウチョパンツはおすすめしない。ガウチョパンツだけでなく、ブーツカットのパンツやワイドパンツも。なぜならトイレが汚いからだ。外に出かけたら、ホテルに帰ってくるその時まで良い気持ちで過ごしたいもの。だからこそ、私は似合わないことを承知で毎日スキニーパンツorスカートで過ごしていた。周りを見ても、ファッション頑張ってる系の人はワイドパンツを履いている人も一部見かけたものの、大抵の人がストレートかスキニー、そしてスカートだ。「ああ、みんなも同じこと考えてんだな・・笑」と一人で納得してしまった。

<あぽりんメモ>
中国でもトイレが綺麗なレストランはあるにはある。だけど、そういうお店は「もてなし」に使われるレベルのものが多かった。だから、もし誰かにどこかの店に連れて行ってもらった際にトイレがとても綺麗だったなら、連れてきてくれた人がことのほか自分を気遣ってくれたということ。そう私は解釈し、感謝の意を伝えるようにしている。

次は・・
→ハルビン:中央大街でフルーツ飴「冰糖葫芦」を食べる
→瀋陽  :新鮮な海鮮料理を食べる


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