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取りとめのない日々の、ちいさな幸せ

GW明け、少し働き方を変えて過ごしている。

具体的に言うと、副業で続けているライターの仕事をかなり減らした。よってここ最近は、本業だけの日が多くを占めている。

副業を頑張るべく、夜と休日をひたすらにライター業に費やしてきた。その結果、心と体にぐっと負担を感じてしまって。もうすこし、ゆるく頑張ろう、と決めたのである。

(ライター業自体はどれだけやっても苦じゃないから、バランスって難しい...。)

さて。そんなこともあって、仕事終わりの夕方、久しぶりに外を散歩してみた。

うだるような暑さも、突き刺すような寒さも感じない、5月の夕暮れどき。この快適指数100%の気温をなんて表したらいいんだろう...。歩き疲れることがない限り、どこまでも歩けるような。

車で聞いていた「オードリーのオールナイトニッポン」の続きを聞きながら、1時間くらい、ぐるぐると歩く。とっても気分がいい。


とある休日。

産直にいくと、岐阜ならではのコシアブラ、わらびなどの山菜が少なくなっている。季節の変わり目を実感。いよいよ、夏が近づいてきたのかも...(まだ早いか)

暑くなると飲みたくなる、アイストッピングのラテ

季節の変化を実感しながら生きられる暮らしがすきだ。

これを、最初に実感したのは学生のとき。受験勉強のために、無機質な空間の自習室にこもって勉強していて「外が暑いのか寒いのかも分からないって、つらすぎる!!」と感じた。

びわ湖の近くにある、自然豊かな大学を選んだ。さながら公園のようなキャンバス。

一度も住んだことがないから、都会の良さが分からないだけかもしれない。でも、多分きっと、これからも自然を身近に感じる暮らしをしていくだろう。


休日のつづき。

タイトルに惹かれて、よしもよばななさんの新刊「幸せへのセンサー」を買った。

読み進めながら、共感したり、「そういう視点もあるのか」と新しい知見をもらったり。

ああ、今バランスがいいなぁ、と思った時をよく憶えておくこと。そして同じ状況を麻薬的に再現することを求めるのではなく、いろんなパターンで心身が似た良い状態になる場面を増やしていくこと。

よしもよばなな『幸せへのセンサー』

エッセイを読んで劇的に人生が変わることはない。それでも、素敵だなあと感じた言葉のストックを積み重ねていくことは、豊かさにつながっていく。

カフェで深煎りのコーヒーを飲みながら、新しく買った本を読む。雨予報だったけど、柔らかいグラデーションの夕日が見れた。

心配事も、上手くいかないことも尽きないけれど。自分で選んでいく日々のなかで、幸せな時間が少しでも多くあればいいなと思う。


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