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自分に正直に生きたい。副業ライターの働きかた

先日のフワちゃん海外移住のニュースは結構刺さった。「フワちゃん自身がワクワクすること」を思いっきり体現していて、眩しいなあと思った。

「自分に正直に生きること」は、簡単なようで、誰もができることじゃない。

自分で選択することなのに、世間体とか周りの友達とか、自分じゃない何かを主語にしてしまったり。自分の感情を素直に受け入れずに、見て見ぬふりをしてしまったり。

正社員のあれやこれやに疲れてしまい、休職。しばらく休んだあと、「ゆるく生きたい」というささやかな願望で始めたライター業も早3年目に突入する。

今年1年間は、依頼された仕事はほとんど断らずにがむしゃらにやってきた。

日中はフルタイムパートで週5日働いて、家を帰って2人分の食事の準備。少し休憩したあと、執筆活動というスケジュール。あっという間に毎日が過ぎた。

常に締切に追われていて、気づくと日付が変わっていることもある。ゆるくとは一体…。


それでも、憧れだったカフェの取材ができたり、カメラに関わる記事が書けたり、楽しい仕事が少しずつ増えてきたのはとても嬉しい。


自分のペースで黙々とできるライターの仕事が、私の性格に合っているのは間違いない。


正社員時代は、とにかく仕事が嫌で仕方がなくて。機械のように働くことにダメージを受けて、なんというか、心がなくなっていたような気がする。


今の非正規の仕事は、良くも悪くも個人の裁量が大きい。そもそもこの方法でいいのか、間違いや課題を話し合ったり考えたりする作業も多い。

大枠は決まっているので、0からのスタートではない仕事が、私には向いていた。ある程度ルールがある中で、少しずつ改善していく仕事は、大変だけど楽しさもある。

「強いストレスや違和感を感じる仕事」が減ったことで、キャパシティが小さい私でも、ダブルワークを続けてこれたのではと思う。


でも、4月からはもっと新しい習慣を取り入れていきたい。働いていた時間を余白に変えたら、何が起きるのか試してみたいから。どんな習慣が生まれて、どんなことを考えるのか。

一歩を踏み出すのは、違和感や不安も感じる。でもきっと見てくれている人はいて、どこで縁が繋がるかなんて予想できない。 

「損得関係なく周りのために働ける人になりたい」

仕事を始める時に考えていたことを、忙しい毎日で忘れかけていたかもしれない。

国内外あちこちへ旅をしていたときに、アクシデントに見舞われた私を助けてくれた人たちの顔が浮かぶ。日本にも海外にも、とてつもなく優しい人たちがたくさんいた。


ほらやっぱり、余白は大事だ。


自分の働き方を、自信を持って肯定できるようになりたい。諦めずに、自分なりのやり方で日々を積み重ねていきたいと思う。

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