#ネタバレ 映画「ギャラクシー・クエスト」
「ギャラクシー・クエスト」
1999年作品
すべてのオタクに捧げる賛歌
2018/8/16 9:20 by さくらんぼ(修正あり)
( 引用している他の作品も含め、私のレビューはすべて「ネタバレ」のつもりでお読みください。)
私は不用意にこの映画を観てしまったことを大変に後悔している。
神社に参って身を清めてから観に行くべきだった。
いや、違う。
DVDが出るまで待って、それを神棚に供えて毎日拝んでおくべきだった。
そして、いつか人生の良き日にこそ、観るにふさわしい映画だったのだ。
上等のワインを開ける時の様に。
★★★★★
( レビュー2001/3/5 by まちのひ〈さくらんぼの旧HN〉より抜粋・加筆して再掲 )
追記 ( すべてのオタクに捧げる賛歌 )
2018/8/16 9:23 by さくらんぼ
① 生活費を稼ぐために働くことはとても大変なことですし、それは同時に、社会にとっても価値ある事になるはず。
② しかし、オタクとよばれる、「お金を稼ぐどころか無報酬でも、場合によっては、逆に身銭を切ってでも、寝食を忘れて、やりたい事に没頭する人たち」がいます。
①と②を比べると、②が①を凌駕することもあるようですね。
コンピューターの世界では、オタクの力を借りることは珍しくないでしょうが、それ以外の分野でも、いろいろありそうです。その宝のパワーは、思わぬところに眠っているかもしれません。
追記Ⅱ ( 酔って候 )
2018/8/18 9:00 by さくらんぼ
地下鉄ではいつも真中あたりに乗る。そこが一番空いているからだ。それに、込んでいると…女性とくっついて、あらぬ疑いをかけられても困るからだ。
ところが、今日はどういう事か、そこにも女性がいっぱいで、もうこれは、目でもつぶって現実逃避するしかないとあきらめた。
そこでふと心に浮かんだのは,先日DVDで、映画館に続いて二度目の鑑賞となった映画「ギャラクシー・クエスト」だ。そういえば宇宙人の女性も出てたっけ…。
そこまで思ってはっと気づいた。
この映画って,もしかしたら黒澤監督の映画「七人の侍」ではないか。ディテイルには違いがある。第一6人しかいなかったような気がする。モチーフだとか、オマージュだとか、パロディーだとか言うつもりは無い。何か少し違うと思う。もっと軽いのだ。でも監督の脳裏に映画「七人の侍」の記憶があって、それがにじみ出た程度の事は有るかも知れぬ。この作品の宇宙人は日本人の記号説も有ることだし。
そんな思いを、一晩寝て明日になったら忘れてしまうから書いておいた。その程度だから確信は無い。こだわってもいない。第一私はクロサワ映画も専門ではない(笑)。 これは週末の自由な心が書いた戯言である。
その後仮眠していたら、誰かがしきりに話しかけるのだ。それで、なんだろうと思い目をあけたら、宇宙船のコンピューター君だった。え!なに「7人目は宇宙船の私ですって…」。
( 2002/8/2~8/3 私のレビューより、抜粋して加筆・再掲 )
追記Ⅲ ( BS宇宙人!? )
2019/7/7 22:29 by さくらんぼ
『 「アインシュタインにもこの写真を見せたかった」。今年4月、世界中が注目した「ブラックホール撮影成功」のニュース。各国精鋭の天文学者で構成される国際研究チームの日本代表者、本間希樹さんは会見でこう語りました。宇宙の不思議や研究の裏側など作家の林真理子さんが迫ります。
… 中略 …
本間:よく「宇宙人いますか?」って聞かれるんですけど、必ず「いますよ」って言うんです。もちろん見たことはないですし、いきなりUFOが飛んできて宇宙人と会うとは思わないですけど、大きい電波望遠鏡の数をたくさん増やしていくと、近くの星に地球みたいな文明があって、そこでやってるテレビを地球でも見られるという時代が、あと何十年かするとくるという試算があるんです。 』
( 2019/7/7(日) 17:00配信 AERA dot. 『「宇宙人は必ずいる」ブラックホール撮影の天文学者が断言する理由〈週刊朝日〉』 より抜粋 )
追記Ⅳ ( 「朱に交われば赤くなる」し )
2020/11/20 11:06 by さくらんぼ
昔からよく言われる話ですが、アイドルは虚像です。アイドルはアイドルが仕事なのです。
俳優さんも同じでしょう。ヤクザ映画の健さんは堅気です。
いつも立派なことを言っている学校の先生は、立派なことを言うのが仕事ですから、先生の私生活にまで、それを求めるのは酷だと思います。
何を言いたいのかと言えば、映画のレビューなどで時に立派な思想を語る私は、実にいい加減な奴だということです。
(失礼ながら)「北の国から」に出てくる、少年の頃の黒板純(吉岡秀隆さん)みたいに。
しかし、そういうお仕事をしている人は、理想像をよく知っておられるわけですから、毎日、己の実像と比較することになるわけです。
そうすると、私みたいに身も蓋もないことを言うのではなく、「あすなろ」的に精進する気持ちが芽生えてもおかしくないわけです。
ファンというか、他人の目もあるわけですし。
その気持ちが、彼、彼女たちを成長させないわけがありません。
それをデフォルメして描いた作品が、この映画「ギャラクシー・クエスト」とも言えるのではないでしょうか。
( 最後までお読みいただき、ありがとうございました。
更新されたときは「今週までのパレット」でお知らせします。)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?