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【マンガ】ゴールデンカムイ

ゴールデンカムイ読破しました!

見終わった後は映画見た後のような満足した感じ。

とりあえずゴールデンカムイの豆知識で雪を食えば白い息は隠せるということ。

あまり話題にはならないがこの漫画独特な名言が多いイメージ

「ヒンナ!ヒンナ!!」
「チチタブしろー!」
「○○(名前)ニシパ」

この漫画を知っている人にしかわからないので
あまり使えないのが惜しい…

あらすじ

舞台は、ゴールドラッシュに沸いた明治末期の北海道。日露戦争での鬼神のごとき闘いっぷりから「不死身の杉元」という異名を持つ主人公・杉元佐一は、北海道に来ていました。
それは幼なじみである梅子が目の病気にかかってしまい、その治療代が必要となるため。そこで、杉元はアイヌが隠した莫大な埋蔵金の噂を耳にすることに。
そんな中、杉元は冬眠明けで気が立っている巨大なヒグマに襲われ、間一髪のところでアイヌの少女・アシリパに命を救われます。

そこで判明したのは、"のっぺら坊"と呼ばれる謎の男が、アシリパの父・ウイルクを殺しアイヌの埋蔵金を奪ったということ。のっぺら坊は、北方にある網走監獄の中から外にいる仲間に金塊の隠し場所を伝えるためにある方法をとったというのです。
なんと囚人たちの身体に金塊のありかを記した入れ墨を彫り、脱獄させるという荒業!その暗号を解くためには、すべての囚人の「刺青人皮」を手に入れる必要があるとのこと。
梅子の治療代を手に入れたい杉元と、父の仇を打ちたいアシリパ。
利害が一致した2人は手を組むことに。


良かった点

①話がダレないような工夫が素晴らしい
31巻とそこそこ長いのだが、あまりダレることがない
主人公達の同行するメンバーがちょこちょこ変わるのと
ギャグとシリアスをうまく混ぜているので同じような展開が少なく基本的に見やすい。

②豆知識が面白い
ちゃんと調べたわけではないがちょいちょい出る豆知識が面白い。
冒頭でも書いたが雪を口に含めば吐く息が白くならずに相手にバレにくくなる等
ある意味為になる話が多い。
中には間違った知識があるのかもしれないが…

③女性キャラが色っぽい
この漫画には暑苦しい男キャラばかりで
女性キャラが数える程度しかいないのだが
その中でも二人のキャラが特に エッ・・・ 色っぽい。
男キャラが多いから魅力的に見えるだけではないはず。

④土方歳三がカッコいい
この漫画に歴史上人物の土方歳三がじいさんになった姿で登場する。
これがすごく渋くてかっこいい。
男ならみんな好きになるんじゃないかな?
名言もカッコよく、この漫画の土方歳三をきっかけに
新選組を学びなおした人もいたとか居ないとか・・・


刀突き付けてはしゃいでいるじいさんが土方歳三さんです。
この名言はカッコいいですね。


残念だった点

①キャラが覚えづらい
一度出たら覚えるキャラもいるのだが(刀大好きな爺さん
本当にキャラが覚えづらいキャラが多い。
名前も読みづらいというのもあるのだろうが・・・

②キャラの出入りがわかりづらい
終盤が特にそうなのだが…
「いつ敵から味方になったの?」
「え?、今ので死んだの!?」
ってことが多々あり、いつの間にか出現しなくなったキャラ?もいる。

いつの間にか消えたキャラ①「リュウ」
バカ犬って言ったやつ噛まれてください。


いつの間にか消えたキャラ②「レタラ」
もののけ姫のあいつじゃない。


総合得点

90点

ボリューム感・展開の仕方・キャラの魅力どれをとっても高得点
終わってしまったのが名残惜しく、もう1回一から読み直したくなってしまう作品。

単行本の表紙はそれぞれの登場キャラ等が描かれるのだが、最終巻では主人公の表紙である。
1巻の表紙も主人公だが最終巻との違いを見るのも良いかもしれない。

この漫画がきっかけで土方歳三ファンになってしまった一人である筆者だが
軽く調べたところ、まさかの土方歳三の死体は見つかっていないとのこと。
もしかしたらこの漫画のような出来事が実際の土方歳三にも起きていたのかもしれないと思うと胸アツですね。

それではまた!



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