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「叱る」vs「怒る」その本質がわかれば「叱り」さえいらない

こんにちは!前回は「褒める vs 褒めない」についてでした。今回は、「叱る」vs 「怒る」の本質についてです。

「怒る」vs 「叱る」

一般的に、子育てに関係ない空間では、「叱る」も「怒る」も同義語として使っている印象なのですが、いかがでしょうか。ですが、これが子育てになると、「叱る」と「怒る」に意味づけをして、「叱る」ようにしましょう、という主張が普通にあるようです。

そこで、「叱る」「怒る」を検索してみると;

「怒る」というのは、子どもが自分が言った通りに動いてくれなかったときなどに、自分が腹を立てていることを子どもにぶつけてしまうこと。 八つ当たりのような感情的なものです。 
「叱る」のは、相手をより良い方向に導こうとするために注意やアドバイスをすること。 同じ間違いを繰り返さないために話をすること。

というように出てきます。

何を隠そう、私自信もこの違いを我が子が4歳の頃に、幼稚園ママとの会話で知ったのでした。

この2つの違いについてこんなに詳細に説明してくれるサイトもあります。

「叱る」は本当に望ましい?

こうやって改めて、調べてみると「叱る」には、感情が入らないように感じますが、実際はいかがでしょう。

「叱る」という名の下に、感情が入っちゃったりして、結局「怒ってる」のか「叱っている」のか、ちょうどその真ん中くらいをいっちゃってないでしょうか。

叱ってるつもりが、怒ってる、っていう状況です。叱ってるからいい、って思ってても、感情が入ってしまうと、特にイヤイヤ期の子どもなどは、余計イヤイヤーと興奮してしまうでしょうね。

「叱る」は「怒る」と紙一重

だから、確かに文字面をみると「叱る」って良さそうですが、「叱る」行為は、「怒る」に移行しやすく、そればかりでなく、感情を入れて叱ってる(つまり怒ってる)のあなたの行為を、よくないのに正当化してしまいますよね。

ややこしくないですか?最初からそんな紙一重みたいな状況がわかっているのならば、紛らわしいことをしない方がいいと思うのです。だって真面目に子育てしている人ほど、一回感情出してしまうとなかなかコントロールが難しかったりしませんか?

「怒る」つもりはなくても「叱る」をしていると、知らず知らず「怒る」リスクと隣り合わせになるので、最初から「叱る」つもりではなくて、「諭す」とか「教える」とか「導く」つもりでやるのが、くるみ式のお勧めです。

「叱る」本質がわかれば「叱ら」なくていい

そして、これも、少し考えてみてください。感情を入れないでできたとして、あなたは、「なぜ叱る」のでしょうか。子どもに伝えたい、そしてそれを理解してもらいたい、行動を変えて欲しい、からですよね。

さらに、「叱る」手段をとるのは、真剣にそれを伝えたい、からですよね。でも知ってました?子どもは、大人の真剣さを感じると結構すんなり理解してくれます。真剣さが伝わらないと、ふざけて、緊張感なく、故に、行動変容につながっていかないことが少なくありません。

「叱る」目的は、行動変容の必要性を真剣さを示すことで伝えること。

と本質を理解してみる。

「叱る」は「導く」で踏襲できる

さらに、【くるみ式】自信が持てるイヤイヤ期の対策と対応法では、子どもに伝えたい、理解してもらいたい、行動を変えて欲しい時に、一貫して「導く」という表現を使用しています。感情が入るリスクを正当化しやすい「叱る」ではありません。

なぜなら、「叱る」本質を、真剣にすれば、「導く」でも踏襲できるから。

「導く」も真剣にすれば、子どもの行動変容につなげることができる

時に、イヤイヤ期の対応で、「叱りましょう」とお勧めしているものもを目にしますが、確かに、完璧に感情を入れずにできるのなら、それでもいいかもしれません。

【くるみ式】では、感情が入るかもしれないリスクが常にある「叱る」は、しなくていい、としています。親の真剣さが伝わって導ければいいだけの話なので、「怒らず」に「叱らず」に、真剣さが伝わるように「導き」ましょう、としています。

あ、でも、親も人間ですから、時に怒っちゃったりするのは仕方ない、お子さんに、後から誤って次は気をつけるだけでいいですよね。ここで苦しまないでくださいね!

結論

ということで、結論です。

お子さんの行動変容を期待するときは、真剣に「導く」ことができれば、「叱らなくて」もうまくできますよ。


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