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私の絵がうまくならない理由2


私の絵がうまくならない理由がまたわかったので、メモ

圧倒的な「観察眼」不足・・・

例えば、「これこのように、加工・加筆・修正などをすると、ほらいい感じになるよね」みたいなビフォーアフターの絵を見ても、
「どっちでもいいと思う」
どころか 「どう違うの?」ってなりがち。

すごく大雑把な性格で、 適当というか いい加減というか…… 違いが、あんまりわからない。

あんまり気にならない。 その根底にあるのは 絵に対するこだわりのなさとか 精神性の低さとか 粗雑な人間性が影響しているのではないかな…

致命的な問題が発覚したような気がしまするが、改善できる日はくるんだろうか




それで思い出した。
神絵師といっていいほどハイレベルな絵を描く友人と、ミュシャ展に行ったことがあって。

私は1時間くらいで見終わったけど
彼女は何時間も「スラヴ叙事詩」に魅入っていた。

私は先に展示を出て、カフェでゲームやりながら待った。
彼女は何時間も絵の前にいて、熱心に絵を見ていた。

そのときは、神絵師ちゃんは本当に絵が好きなんだな〜すごいな〜としか思わなかったけど
今になって意味がわかった。

私と彼女は、同じ絵を見ても受け取るものが違う。

1枚の絵から受け取る情報量が・・・違う。
この「情報量」は、
たんに書き込みの細かさとかだけじゃなく、
描かれているすべてのものや意図、
筆致や技巧、絵に込められた意味や歴史、作家の人生まで含むような気がする。

丁寧に、深く絵を見ることはスキルとしてもちろん鍛えることができると思うけど
神絵師は本能的にそれがやれる人なんだな。
私には一生かかっても彼女のようにしっかりと絵を見ることはできないと思う。


画像出展 http://www.radio.cz/fr/article/106478, パブリック・ドメイン, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=6341288

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