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すべてを疑おうとする者は、疑うところまで行き着くことができないであろう。疑いのゲームはすでに確実性を前提としている。【憂世で生きる智慧】
『すべてを疑おうとする人は、最終的に何も確信することができないかもしれない。しかし、疑い続ける行為自体が、何らかの確実性(信じるべき何か、基盤となるもの)を前提としている』 さらに簡単に言い換えると 『何も信じないで疑い続けることは難しい。なぜなら、疑うこと自体、何かを信じているという前提が必要だから』 例えば、「この椅子は本当に存在するのか?」と疑うとき、その疑い自体を持つためには、疑うという行為や考えるという行為、あるいは「存在」という概念など、何かしらの前提や確実性
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『フェルミ推定』のフェルミは、知的な地球外生命体は必ず存在し、しかもすでに何度も地球を訪れているはずだと推定していた。【知的雑学トリビア・豆知識】
『フェルミ推定』のフェルミは、知的な地球外生命体は必ず存在し、 しかもすでに何度も地球を訪れているはずだと推定していた。 イタリア生まれの理論物理学者エンリコ・フェルミは、1950年代の昼食会でこの問題を提起しました。宇宙の広大さと適した惑星の存在確率を考えると、知的文明は必ず他にもたくさん存在するはずだと推論しました。 しかし、そうした高度な文明から地球を訪問したり、その痕跡は皆無である。この「フェルミのパラドックス」と呼ばれる矛盾を彼は指摘しました。 可能な解は、知