麻雀 猫三味線

 三味線

弦楽器である。四角状の扁平な木製の胴の両面にネコやイヌの革を張り、胴を貫通して伸びる棹に張られた弦を、通常、イチョウ形の撥(ばち)で弾き演奏する。


麻雀では

三味線の本来の意味と由来で、「口三味線をひく」という言葉があり、この言葉は口で三味線の音をまねる行為をいう。つまり嘘を言うってこと。シャミるとかいう。

ちなみに


Twitterで三味線の話をしていたら吉田兄弟さんがイイネを押してきてビビった。






しかし、これはそれとは別の三味線のお話


昔、友達の家で麻雀をしていたら猫がきた。
ネコ好きで知られる私は

「ほお!猫猫猫!!こちらにおいで!」

というと

「こいつぁ餌をくれる人にしか懐かない。」

と、まぁそうだよな‥という返しをされた。

で、飼い主があぐらをかきながら麻雀をしてると猫がすっぽりと中に入った。

正直羨ましい。


で、飼い主が打っていると


「にゃ!?にゃにゃにゃにゃ〜〜〜ん!!!!」


と、いきなりパチスロのアラジンの小役引っ張る演出並みに大きな声で鳴いた。我々三人は

『ま、まさかDA PUMPもびっくりの超弩級の手か‥?』

と思ったが猫にそんな機能がついている事はない‥ないが

「よし!!リーチ。」

と言われると『ひょっとして‥』と思ってしまうのが『人』だ。

とりあえず降りた。
親なのに降りた。
猫が鳴くぐらいの手も見てみたい。

牌も空気が読めるのか流局する

「テンパイ。」と手を開くと


2切れ、宇宙のチリのような愚形だ。
こんな手の一向聴で猫は鳴いたのか‥‥
他の対局者をおろし、主人を守る忠義心溢れる立派な猫ではないか‥‥


などと思うことは無く、我々は人類で初めて猫にシャミられたので
「記念にその猫三味線にしていい?」

と聞いたが駄目だった。


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