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【シドニー編】失敗から始まったシドニー留学

21歳の9月中旬、僕はオーストラリアのシドニーに到着しました。

17歳のときに病気になって以来、
恐らく、僕がした一番大きな決断が、このシドニー留学でした。



留学しようと思った理由は2つで、


一つは、1年前に僕に本をくれた長男が既にオーストラリアのメルボルンに留学しており、

僕も一度そうゆう経験をしてみたくなったという『好奇心』と、



もう一つは【28歳で独立】という少し特殊な目標を立てた以上、

その前に自分に負荷を掛けて、『自信をつける』ことが出来たらいいな
と思っていました。




出発前に名古屋市にある、日本ワーキングホリデー協会という所で、
1ヶ月間の【ホームステイ先】と【英語を学ぶ語学学校】を決めてあったので、

段取りとしてはスムーズに、シドニーの生活を始める事ができました。



ただ心の中では人生で初めての海外ということあり、ワクワクもありましたが、



『本当に来てしまった。

上手く行くといいけど、大丈夫かな。』




という不安の方が勝っていました笑





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シドニーに着いて3日後の月曜日、

“シティ”と呼ばれる都心部にある【語学学校】に遂に入学しました。


そこには、フランス、オランダ、コロンビア、中国、韓国など、

本当に色々な国から、僕と同じように留学に来ていた方達が沢山いました。





そして僕は入学初日に一つミスを犯します。




語学学校では最初に筆記テストと、先生との2分間の面談を通して、



【どのくらいその子が英語を喋れるのか】
を確認した後、


6つの段階に分かれたクラスに振り分けられるのですが、



僕は英会話の経験は全くだったにも関わらず、
先生との面談で、さも英語が理解できてるかのような相槌や、定型分の返しをしてしまったために、

6段回中、中級者用の3番目の教室に入ってしまいました。




そして次の日に絶望します。





15人程のクラスの中で明らかに僕が一番英語を理解できておらず、

会話も成立していませんでした。笑



その日の帰りに冗談抜きで先生の所に行き、
一つ下のクラスに下げてもらえないかお願いしようとしていました。
  
しかしそのお願いの仕方も、英語で伝える方法すらわからず、

結果的にそのまま同じ中級者クラスで過ごす事になりました。



『やばい。これは本当にやばいぞ。』






留学して1週間は常にそう思っていました。


ただそんな中でも僕に勇気をくれたのは本の言葉でした。




『「間違えたら恥ずかしい」っていうメンタルブロックを外さないと、

英語が話せるようにはならないよ。

外国人にとって恥ずかしいのは、
話せないことじゃなく黙ってることなんだぜ』



『何も話そうとしない人間は、

誰からも認めてもらえないよ。』




日本から持ってきた『名言ファイル』に載っているこの言葉を、何度も何度も読み返して踏ん張り、


僕はひとつだけ決意します。





『恥ずかしくてもいいからとにかく話そう。

カッコつけずに、泥くささを武器にしよう』







こうして僕の『泥くさい1年間のシドニー留学』は始まりました。

最後まで読んで下さり、ありがとうございます😊✨

週に2回(月・木曜日)のペースで更新してきましたが、
思った以上に早く進んでしまいそうな為、

もしかしたら週に1度(月曜日)のペースになるかもしれません🙇‍♂️


いつも見てくださったり、スキをしてくださる方、皆様のお陰で更新の活力になっています。

本当に感謝しております✨


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