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【シドニー編③】初めて行ったシドニーのバスケコート

シドニーに来て4ヶ月が経った2016年の1月末


夏真っ盛りの季節の中、

僕はシドニーの中心部にある『セントラルパーク』という大きな公園の中にある、

ストリートのバスケット場に通い詰めていました。




『とにかく英語を使える環境が欲しい』





そう思った結果、

「大好きなバスケットボールもやれて、

外国の人も沢山いるストリートコートに行くのは凄く楽しそう」



という考えに至り、
どうせなら目標があった方がより面白いと、



『ストリートバスケで3000点取る』

ことを目標にしていました。

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少しだけそのストリートバスケ場でのルールを説明すると、


コートは半分のコートを使い、
3対3もしくは4対4の勝負で、先に7本獲ったチームが勝ち。


勝ったチームはもう一度試合ができ、

負けたチームは外で順番待ちをしているチームと交代というルールでした。



勝ち続ける限りずっと試合ができるというシンプルなルールが、

逆に闘争本能に繋がり、
みんな凄く真剣でした。



またそのコートは平日の夕方でも20人、
土日になると50人近くの人が集まり、


その公園にあった2つのコート(その半分を使うので計4コート)はとても賑わっていました。


僕の実力はというと、

高校時代、県大会に行けなかった高校出身で、お世辞にも上手いとは言えませんでしたが、

部活の始まる3時間前に行って練習していたりと、

純粋にバスケットが好きな子供でした。



※1枚目の写真はメルボルンのコートで兄が撮ってくれたもので、

セントラルパークのコートの写真は2枚目になります^^



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ちなみに少し話は戻りますが、
オーストラリアに着いて間もない10月頃、


バスケットができるとの噂を聞いて初めてセントラルパークに行った時のこと、



『あれ、試合する為のチームってどうやって入るの?』



という問題に直面しました。




近くにいた40代ぐらいの台湾人の男性に質問してみると、




『「入れて」って言えば入れるよ』



とのこと。



確かにその通りだと思ったのですが、
日本人は僕一人、


『仕方ない、まずは周りの様子を見て、その後勇気を出して話しかけよう』

 

そこから30分、



タイミングと勇気が噛み合わず、ずっと座ってコートを見ていました(笑)


そしてタイミングを見計らい近くにいた方に、



『Can I play with you?
(あなたと一緒にプレイできますか?)』




と聞くと、答えは、



『Sorry. I wait friends.
(ごめん、友達を待ってるんだ)』



同じようなやりとりが他にも2回程あり、

僕の心は撃沈仕掛けていました。笑




そしてコートについて1時間が経った頃、




『ヘイボーイ、プレイするぞ』




最初に話しかけた40代の男性が呼んでくれて、
オーストラリアで初めてバスケをすることができました。




『こんな経験二度とできないだろうなぁ』



という懐かしい想い出の一つです。




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3000点取る為には、単純計算1500本シュートを入れる。

(ややこしくなりそうなので3点シュートはなしにして全部2点計算にしていました。)



チームに入れてもらう為の言葉を事前に練習し、

仕事終わりや休日に何度も通い、

夜20時頃におわって電車とバスを使い、21時頃帰宅。



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この頃の僕の『生活リズム』は、
朝起きたら英単語と発音の練習、


お掃除の仕事に行って、
終わったらバスケ場に行くか図書館で読書、


帰ってご飯を食べてシャワーを浴びたら、
「フレンズ」というアメリカのドラマを見て眠りにつくという日々でした。




『いつ英語で会話ができるようになるのかなぁ』





というワクワクと、自分の道を自分で作っているようで、
とてもとても楽しかった日々だったことを憶えています。


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本で学んだ素敵な言葉のご紹介


『動きなさい。
身体が軽くなるまで。

動きなさい。
心が軽くなるまで。』



『踏み出せ一歩。
前に進まなきゃ始まらない。』

最後まで読んで頂き、ありがとうございました😊✨

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