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Instagramアルゴリズム分析と得た学びたち

Instagramのアルゴリズム分析メモ

Instagramのリーチといいね数をにらめっこする日々が一旦終わった。結果は10位だったが、その間相当のInstagramのアルゴリズムを分析した。

※今回は審査なのでプロモートは一切使わずの分析

今後のInstagramの活動にもかなり影響する、深い知識をつける良い機会となった。リーチを増やすことに苦労した私の投稿は、普段の自分の何気ない投稿を抜くことすら出来なかった。

私のInstagram投稿の平均リーチは6000-2000弱だ。

各SNSで必死で宣伝していた投稿は自分の過去投稿、そしてそのあとに投稿するものたちにいとも簡単に抜かされていった。

人と戦うというよりは「自分の投稿を何故抜かせない?」ということが疑問で仕方なく、5年以上SNSの仕事をしている身としてそれが悔しくてアルゴリズムを徹底的に調べる毎日だった。

各SNSにこんなにたくさんのフォロワー数をかかえ、なぜリーチがこんなにも増えないのだ。と。

私の投稿トップリーチのものは、8割がタグ流入だった。そこでまず、私はタグ選定を見誤ったことを後悔した。24時間の間にもう少しハッシュタグ選定に力を入れることに気付くべきだった。

タグ選定は、日が経ってからでは人気投稿に載らない限り流れてしまうから意味がないのだ。

途中で小タグに30タグ全て入れ替えてみたが、苦し紛れの小タグに入れ替えたところでなんの変化もなかった。小タグは大タグからの流入があるからこそリーチがあがりトップに載れるからだ。

インスタグラマーという形でPRをしている以上、毎日投稿は欠かせない。今回はそれも痛手のひとつとなっていた。流れていく投稿の中にあるものを、たとえトレンドタグからいいねをつけていったひとが返しにきてくれたとしてもたどり着けない。

つまり、私の場合プロフィールビューを増やしたところで流れていっている投稿にリーチを期待するのは難しかった。noteやTwitterのように固定機能があれば、また後半の戦略方法が違っただろう。

レビューをしている以上納期があり、PRレビューを毎日続けていないといけない。それは仕方のないことだった。

このような背景のある私には、24時間以内の動き、タグ選定、写真選定ですべてが決まってしまったのだ。色々な人に応援のご協力をいただいていたが、私が投稿日に手を抜いた、と考えるのが正しい。猛省するしかない。

先ほども書いたが、これは自分の他投稿とのリーチの分析だ。

リーチの増え方について苦戦した私は、色々な方法を試した。それでも及ばないほどに、当日のタグ選定がかなり重要視されることがアルゴリズムを見ながらわかったことだった。

たとえば私自身が「バズ」を起こしたとしてもピンポイントに投稿いいねは増えなかったと考える。

そしてInstagram内でバズを起こす(おすすめに載る)なら、フォロワー数も並行して増えていく。この投稿の宣伝活動をすることでフォロワー数が若干増えたが、100人増えたかどうかくらいだったので、「バズ」は起きていない。

Instagramのおすすめに載るにはそもそも多くのインプレッションが必要不可欠だ。Instagramが「この投稿は多くの人に見られ、いいねを押しているからいいものだ」と判断しないと載れない。

だからリーチを増やすためにおすすめに載ろうとするのはお門違いだ。

SNS運用代行会社のスタートアップをしている友人にたずねたところ、タグ選定での人気投稿に載ることが大事だ、と1番に言っていた。その頃にはすでに中間発表を終えていたところで私はもう手遅れ状態だった。

InstagramだけでなくTwitterやFacebook、TikTokなど数々のSNSの運用を網羅しながら知った気になっていた自分にとても落胆した。

自分の「得意分野」と思っていたところでの力不足に対して、悔しくてたまらなかった。

インスペクションで中間発表を見た時に、「ああこれは抜かされるだろうな」と感じた。その時にはすでになすすべもない状態だった。ただただ、毎日色々なSNSで呼びかけ少しずつ少しずつ応援してくれる人を増やしていた。

順位はもう及ばないと思っていた私は、自分の投稿との戦いだった。ひたすら毎日インプレッションを見て、リーチを確かめ。

段々とInstagramのアルゴリズムの方が気になりだし、ひたすら実験に及んでは数値を測り、学んだ。こんなに試行錯誤しているのにぺいっとストーリーに1回載せただけの過去の投稿の方が上回る。

なんで?と、頭を抱える日々だった。

本当にとても勉強になった。今後の自分のSNS運用に活かすことができ、また人にアドバイスすることもできるだろう。

同じファイナリストでSNSの使い方が難しいと感じる方へ少しでも共有できればと思い、公開noteとした。


BeautyJapanで得る学び

BeautyJapanでは自分の活動の道筋をまっすぐと延ばしていくだけでなく、自分の「手を抜いていた部分」を気づかされるきっかけになったり、また知識が及んでいないことに対し深く知ろうと学ぶことになったりと本当に刺激が多い。

意図的なのか、自然とそうなっていくのかわからないが、日々成長する毎日だ。みんなが一生懸命走っているから、知らないうちに私も、と自分と向き合うことになるのだろうか。

今回の自分自身に対しての反省、そして周りの人の応援がどれだけ心強いか、ありがたいかということに心打たれた。

結果としては残せなかったが、得たものはとても大きい。私には足りていないように感じる、人を信用すること。助けて欲しい時に人に頼ってもいいということ。そんなことにも気づかされた。

この大会を終える頃には、どんな私になっているのだろう。今回のような悔しさを自分に向けたくはないな。

どんな結果になろうとも「やり切った!」と思えるような自分でありたい。

刺激しあいながら成長する、BeautyJapan。
ああなんて学びの深い場に私は飛び込んでいるのだろう。

この機会を逃すな。自分を深堀りし、自分へのリーチを増やせ。

私の想いの一本軸「伝えたいことを伝えるべき人に伝えて癒す」ことができる発言力を持つ人間に近づくために。

走ろう。


山口葵

🔻現在スタエフにて共感覚アートマガジン朗読中🔻


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