山口葵|共感覚を言葉と絵で伝えるアーティスト 表現者
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【共感覚を言葉と絵で伝える】山口葵PROFILE
◼️山口葵について💎公式Webサイト:
💎PROFILE:
三重県お伊勢さん生まれ。
写真屋の父、油絵画家の祖父を持ち、幼い頃の遊び道具は紙と鉛筆とカメラ。 カメラの道には行かず美容の道に進みヘアメイクをしていたが、フォトスタジオでメイクとして働き始め、そこでフォトグラファーも兼ねて働くようになる。
独立後、フォトグラファーの仕事をしながら趣味のPCを活かしたWebライティングや SNS
「いつもと変わらない」が欲しい
「いつもと変わらない」をしていないと不安になるところがある持病なので、今の仕事が合っていることに今更気づいた。
いつもと変わらないことは、尊い。
元旦から大きな地震があり日本中がパニック状態だ。いろいろな情報が飛び交うがそれが必要な人もいれば、見れば見るほど滅入ってしまう人もいるだろう。私はXでは最初のニュースと募金のリンク以外、何も拡散や共有はしないと決めた。
私のフォロワーさんの中には持
共感覚アート個展の実現に向けて
ライブペイントの舞台を終えて、次の目標が何もないのは嫌なので、来年中に個展をやろう!と考え動き始めた。
都内で小さなギャラリーを借りて、土日2日間くらいの小規模なものを行おうと考えている。まずは場所探しということで、インスタで「共感覚アートを受け入れてくれそうな街」とアンケートを取り、1~2位になった地域に絞って探してみている。
やはり都内、値段もそこそこにするところばかりで予算との兼ね合いも
なんのとりとめのない日記
今日はなんのとりとめのない日記を書きたい気分なので、そうする。
このnoteのタイトルは「葵のありのままnote」で、日々思ったことをありのままつらつらと書き綴っていて、あくまでも思考整理のメモ帳としてしか扱っていないので、これから先も有料にすることはない。
言い切る口調の癖からか、昔からああでもないこうでもないと言われがちな私の文章は、「もうそんなら、読みたい奴だけ読め。」というスタンスを1
アクリルと水彩【共感覚アートメモ】
「どんな色が見えるのか気になるから描いてみてよ」
友人にこんな風に言われ描き始めた私の共感覚アートは、デジタルアートからはじまった。
iPadを持っていなかったので、使っていなかったMacbookを売ってそのお金で購入した。ペンはApplepencilを買う余裕がなかったので3000円ほどの、スタイラスペン。
それが私の一番最初の筆とキャンバスになった。
最初は色を描くだけだったが、よりア
音に包まれる色は描きやすい【共感覚アートメモ】
共感覚アートは、感情・人やものへの印象・音楽を色にしてアートとしていくが、描きやすいものと描くのに時間がかかるものがある。
私の共感覚は思い出すと脳に色が浮かぶというものが多く、人やものへの印象は特にそれらの反応を示す。感情は一時的にその色に溺れるような感覚になるが、あくまでもその一瞬、その感情を持ち合わせている時に限る。
その時その時の感情自体を都度再生するというのは共感覚を持っていない人間
12/3COLORFUL大阪に出演しました
3日に大阪にて、COLORFULというイベントに出演してきた。
密着取材のテレビ局の方にも引き続き来ていただいて、賑やかな1日だった。私は舞台に立ち、ライブペイントを行った。
悔しいことに、何か月かに及んだ嫌がらせのストレスでずいぶんと太ってしまった醜い体を全国に発信してしまうことが気がかりだが、これも生身のドキュメント…ということで生暖かく見守ってほしい。
アートは、メインは音楽をもとに描
「あの時ああしていれば、」
引っ越しからもうすぐ1ヶ月が経ち、慌ただしかった生活も落ち着いてきた。前よりもずいぶんと広い今の部屋はとても居心地が良くて毎日を快適に過ごしている。
少しだけ人間らしくなった私は、数年ぶりにこの地に立って息を吐く。一人で考え事をする時間も増えたが、忙しい時間も増えた。
色々な人生の分岐を思い起こすことも増えた。
あの時ああしていればこうならなかったのか、とか
あの時同じ選択をしてもいきつく先
ロ(ろ)と口(くち)の境界線ー共感覚研究協力
今回も前回同様、京都大学にて行われた共感覚研究協力について書き留めておく。
研究ではカラーチャートと文字や名前を使い、1文字にどの色が見えているかチャートから選んで書き込んでいくものだった。カラーチャートは大きくずっしりとしていて、赤や青ひとつにも細かな種類のものがあった。
また、色を感じない場合はそのように書くよう言われた。実際に銀色のような透明のようなそんな文字が私もいくつかあった。
共
共感覚と「脳」の個性
少し前の話になるが、京都大学で共感覚研究協力をしに伺った。テレビ局の方も来ていただき、私自身色々と不明だったことの質問も聴くことができた。
共感覚で最も多く記録されているのは私の持つような色と繋がる共感覚だそうだが、ふと疑問に思うことがあった。
「なぜ、そういった共感覚が起こりうるのか。」だ。
初歩的でかつ重要な部分を私はなかなか見つけることができなかったので、質問をすることにした。答えとし
掌から溢れ落ちる記憶たち
ほろほろと消えゆく記憶の中で、淡々と毎日が過ぎていくばかりで私はただ時の流れに揺蕩うことしか出来ないでいる。
今月の頭に東京に行った。
ある人に会って、そうしたら、その帰りあたりから変な「違和感」を覚えるようになった。
DVから逃れ名古屋に家を借りて4年近くになるが、その名古屋での生活が丸ごと「別の人の体験してきたこと」のように感じて、違和感があるのだ。
私は今までどうやって生きてきたのか
「良い風が吹く」と、夜空を見上げた。
長い時間のように思えたつらい時期が過ぎ去っていったように感じる。先月私は救急車に運ばれ2日間だけ入院し、心配や迷惑をかけてしまった。
心も体も限界で、なにより心をうまく保つ方法がわからなくて試行錯誤していた。やりたいこともうまくできず、自分がどうなりたいのか、今誰と話してるのか、なにがしたいのか、全然わからなかった、というか覚えていない。
極限まで追い込まれて、そしてまた浮上した。
ああこの