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飛騨神岡の武士「江馬氏」 史実に残る姿をまとめてみた(メモ)② 戦国時代

江馬時経の時代三木氏代替わり直後の戦い(1516) 1516年(永正十三年)、三木氏の当主だった重頼が死去し、直頼が後を継いだ。このとき、三木直頼は弱冠十九歳だった。 三木氏代替わりのタイミングで、飛騨では戦乱が起こった。 例によって戦いの詳細は不明だが、三木氏の隙をつき、江馬氏が勢力拡大を図って戦いを仕掛けたものと考えられている。 戦いは翌1517年まで続き、最終的には江馬氏が敗退した。 この時の江馬氏当主が誰なのかは不明。 14世紀末、相国寺に仏事銭を納めてからは

    • 飛騨神岡の武士「江馬氏」 史実に残る姿をまとめてみた(メモ)① 14~15世紀

      はじめにこの記事では、戦国時代の飛騨国北部「高原郷」を中心に勢力を持っていた江馬氏について調べる。 調べた内容をまとめた記事ではなく、調べながら書いたメモである。 江馬氏については軍記物に描かれていたが、現代では軍記物を読む機会がない。 軍記物に描かれた江馬氏の姿は、『高原郷土史』という本にまとめられていた。 そこで、前回の記事では『高原郷土史』を書き写した。 今回は逆に(?)、史料に残る史実の江馬氏について調べる。 調べると言っても、一般向けの本に書かれていることをま

      • 子供が粉薬を飲んでくれないのでカプセルに詰める(神岡で入手できるものだけを使う)

        息子氏8歳がインフルエンザにかかった。 ちびっ子がインフルにかかると、抗ウイルス薬のタミフルが処方される。 「朝夕二回、処方された全量を飲み切るまでやめてはいけない」と病院で説明を受けた。 「インフルエンザには特効薬があるから苦しいのも今だけだよ。薬があってよかったね」と息子に話しながら、薬局で薬を受け取った。 んで、袋から出てきたのがコイツである。 量が多い。 ただでさえ粉薬には拒否感が強いのに、この量はヤバい。 加えて、風邪症状を抑える薬もある おおムコダインよ

        • 『高原郷土史』から江馬氏に関わる記述を抜粋して読みやすくしたもの

          「高原郷土史」より江馬氏に関連する部分を抜粋し、 旧字体を新字体に、送り仮名を現代風、数字をアラビア数字に改めたもの。 分かりにくそうな箇所には※印をつけ、その段落または文の終わりに注釈をつけた。 一部の字はひらがなに置き換えた。 例:其→その。之・是→これ。専ら→もっぱら など。 一部の字を(ほぼ)同義の別字に置き換えた。 例:遁れる→逃れる。嗣ぐ→継ぐ 鬩ぐ→攻める など。 『高原郷土史』 著者 柴田袖水 発行 昭和12年/住伊書店 平成3年に神岡ニュース社より復刻

        飛騨神岡の武士「江馬氏」 史実に残る姿をまとめてみた(メモ)② 戦国時代

        • 飛騨神岡の武士「江馬氏」 史実に残る姿をまとめてみた(メモ)① 14~15世紀

        • 子供が粉薬を飲んでくれないのでカプセルに詰める(神岡で入手できるものだけを使う)

        • 『高原郷土史』から江馬氏に関わる記述を抜粋して読みやすくしたもの