ラブレター日和
腰が重く、切羽詰まらないと動けない私が、最近動いている。
引越しや子供の進学など、否応なしに変化せざるを得ないターンなので、それにあわせるように、何か新しいことにチャレンジしたい気持ちがムクムクと湧いている。
とはいえ、まだまだ子供に手がかかるので、そんなに時間は取れず、子育てと両立しつつできることはないかなぁと、ぼんやりアンテナを巡らせ、少しでも気になったら、すぐに問い合わせをしてみている。
問い合わせや何かに応募するというのは、相手にラブレターを書くようなものだ。あなたのことが気になるのですが、わたしはこういう者ですと書いて送る。
しかし自分の気持ちというのは誤魔化すことができてしまう。本当はあんまり興味がなくても、損得や利害などから興味があるような気がしてしまう事もある。
でもそういう場合、実際にメッセージを書き出すと、通り一遍の言葉しか出て来ない。
なんとなく気乗りしないまま、どこかで聞いたような借り物の言葉を綴って送ってしまったラブレターの返事は、大抵返ってこない。
返ってこない事で、あぁ、やっぱり私はそんなに興味がなかったんだなぁ!と気づかされる。
逆に、書き出してみると筆が進み、楽しくなってきて、自然と何度も推敲したくなったり、ワクワクしてくるものもある。書いてみて初めて、私こんな事に興味があったんだなぁ!と気づかされたりもする。
そういうことは、頭で考えてても全然分からない。頭は自分のことをすぐ誤魔化し嘘をつく。
でも身体は違う。行動して、時間を費やしてみて初めて、時間を費やしてでもやりたい!と感じたり、逆にこんなに時間を費やしたくないなと思ったりする自分に気づく。
面白い仕組みだなぁと思う。
そんな感じで、ここ最近久しぶりにラブレターを書きながら、自分の気持ちと対話するのは、不安も入り混じるけれどそれも含めて楽しいな〜!
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