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イカゲームを観て、妹を重ねる / 20240507tue(400字)

ホームシアターで母とイカゲームを観た。
悪役のチャン・ドクス。良かった。
まず顔がワル。二度目でも飽きない。

チャン・ドクスのキャラに妹が重なった。

先月、僕は妹と膝を突き合わせ話した。
妹は離婚をして三人の息子を育てる。
この春、次男は高校を留年。
十年前、僕は妹の家族の一端を垣間見た。
「テメエら、うるせえ! ぶっ殺すぞ! 」
妹はキレて五歳の息子を蹴りあげた。
「やめろ」とは言わなかった。僕の家庭ではない。

妹は自分(の教育)が悪いと認めない。
常にじぶんが被害者だと訴える。
詭弁を用い話題を変える。

僕は客観的な正論で訴える。
妹は笑って去なした。


僕の小説に老人が登場する。
老人は保険金目当で娘を崖から落とす。
婿に詰められ鷲に目を啄まれても「やってない」老人は言い張る。
最後は笑って「アンタ!お化けか!」相手の存在を否定する。


短歌:

あのキャラは
職場のスズキ?
サトウかな?
ずるい悪役
はて私かも?

解説:映画を見た母の感想


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