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電子書籍(小説)を販売するための考察 1~答えのない道筋~

こんばんは~!
実は元販売員の望月です。主に某激戦区にある家電屋で家電販売を行ってました。

あ。なんつーマジメな入りなのw
まあ、たまにはこういう日もありますので(笑)

というのも、電子書籍を売るにはどうすればいいのか、と真面目に考えているからです。超真剣です。当然、答えは出ていませんが。。

ちなみに、望月の販売力は多少はあるほうじゃないか、と推測しています。
これは予測でもなければ希望的観測でもないです。
ちゃんと現地で見てきた体感からきてます。

本当ははしょりたいんですが、ちゃんと根拠をお伝えしないと意味がないと思いますので、お手数ですがお付き合いくださいませ。

面倒くさいと思われた方は、見出しから移動できますので、そちらからどうぞ~。
その際は、前提を確認したとみなします。

なお、この記事は望月の考えが書いてあるだけであり、解決法ではありません。あしからず。

販売員としての力

はてさて。ここは前置きになります。

先述した販売力についてですが、結論から申し上げますと、目視確認の販売台数からきています。
色んな商品に携わらせていただきましたが、全部同じ傾向でした。

基本的なシフトとして、土日祝日が中心で、時間は10~20時の間。残業なしの、拘束8~9時間勤務です。休憩時間は合計1時間でした。

次に目視確認の定義ですが、望月はメーカー販売員として入店させていただいてましたので、同じ立場の方々を観察しています。
会社は問いません。あくまでメーカー販売員さんを対象としていましたので。

で、自身が販売した台数と他の方が販売した台数、さらに自社の販売合計台数をメモっておきます。

こうすると、純粋に個人の販売台数が出てきますよね。それを見てたんですよ。

もちろんこれは、数字を上げるための習慣のひとつでもありますがね。
販売力の目安というか、それに使い始めたのは1年後ぐらいでしたけど。

結果、大体の販売数が半分を超えていたんです。あくまで数字の上です。
勘違いしないでいただきたいのは、私のほうが上だとか、特別だとか思ってる訳じゃありません。
客観的な考えをしたい場合、数値化したほうがわかりやすいってだけに過ぎません。

話を戻しますが、派遣とはいえ、全国屈指の激戦区で、かつ台数も出してる。しかも、全国展開している会社からMVPをいただけた事などから、多少の販売力はあるだろうと判断した次第です。

日本一、ってワケじゃありませんし、上には上がいます。

ただ、どの店舗や商品が変わっても数字を上げれる(すべてじゃないです)ので、あるか、と。
現に新規開拓系の営業や販売は散々な結果に終わり、パワハラがひどくてウツ病にもなりました(笑)

これ以上は長くなるので割愛しますが、これらの体感を前提として書かせていただきます。よろしくお願いしますね^^

電子書籍を販売するには……?

で、本題に入ります(笑)
前置きに目を通してくださった方、ありがとうございます♪
ここからお読みになる方はお気になさらず! ここからが当記事の本番ですのでw

「モノを売る」のと「小説を売る」の違い

ぶっちゃけ、対面でモノやサービスを売るのは簡単なんですよ。自身の販売パターンさえ確立すれば。
これができないっていうのは、自分の事しか考えてないからなんですよね。
後は慣れですか。
気持ちは重々わかるんです。ノルマとか課されてたら、数字で頭がいっぱいになっちゃうのは。詰められるし(泣)

でも、自分がお客さんの立場になったときのことを想像していただければ、理解できるはずです。
何となく見にきただけなのに、やたらと商品説明をしてくる店員とかウザくないですかw
確かに、そこから購入する場合もありますけども。

販売に関する心構えはともかく、こういうマインドでいる望月も、小説を売る、という行為に悩んでいます。

なぜなら、売りかたが全く違うからです。

モノを売る、というのは、相手の問題を解決、という意味です。
対して、サービスを売る、というのは、快適さを体感してもらう、と据えています。

具体例をだすと、前者はエアコンや冷蔵庫などの、生活を便利に過ごすための道具とかですね。
後者はコンビニやマッサージ、旅館とかゲーセンとか、いわゆる「快感や体感」を提供する感じだと思います。
ちなみに、望月は接客業も長く携わらせていただいてます。
ついでに先週冷蔵庫を買い替えましたw(どーでもいいわ

小説は後者に属すると考えていますが、先程上げましたコンビニ、マッサージ、旅館、ゲーセンなどとも異なった次元にいる、とも。

どういう事かというと。

目的がはっきりしているか、していないか。

です。

コンビニに行くのは買いたい or 気晴らしから、マッサージは疲れをとる、といった、得たい何かが必ずあります。明確なんですね。

でも、小説はその明確の部分すらぼやけてるな、と感じてるんですよ。
いや、目的自体は「楽しみたい」の一言なのでしょうけど。

読者さんの好みが千差万別すぎて絞れない、と表現したほうがいいかもしれません。
つまり、方向性が超絶バラバラなんですね。
ゲーセンは種類別の遊びかたがありますから、好きな場所に行ってチャリンチャリンだけですし。

これが実用書なら、まだ読者さんが絞れます。
販売力を上げたい人向けに出版する、といった感じで。
あなたが持つ力を発信して、得たい人を顧客にすればいいのです。……過程も難しいですけど。

でも、小説はジャンルは絞れますが、作者の世界観までは絞りきれない気がします。
大まかに異世界、恋愛、SFとかからはじまり、異世界でもバトルもの、スローライフ系とか、細分化までは可能でしょう。

そこから先は? の答えがでません。認知度の問題もあるでしょうし。

同じ作品傾向でも、売れるものがあれば売れないものがあるじゃないですか。何でなのw って。意味がわからんし、まったくわからん(笑)
この違いがわかれば、もっと抽象レベルを上げられると思うんですがねえ。いやはや何とも。。

確かに人々に好かれやすい流れ、というのは存在します。神話とかモロですし。

文章の好みをはじめ、設定? 表紙? ラノベの場合は絵柄?
そもそも、世界観を宣伝するって何ぞ? etc

今ココです。
編集者は未経験なので、作者側から見た視点ととらえてください。

世界観を売る(伝える?)にはどうすればいいのか?

人は売られることを嫌います。買うのが好きなんです。
コーウンを招く怪しいツボなんぞ、いらんでしょw それこそウ〇コじゃい。

だから、X(旧Twitter)でも広告多い人は嫌われやすい傾向があります。
まあ、広告だけしか流してないならともかく、そうじゃないのに憤慨する人は、本物の顧客じゃないでしょうけども。

ともかく、書籍を買ってもらうには、読者さんに気に入ってもらうのが一番の近道なのは間違いない。
と、今のところは考えています。自分が読者さんの立場でどういう心理が動いているかを常に観察してますが、ストンと腑に落ちるには至っていません。

近い表現をすると、こうなりますね。

んで、小説家として電子書籍を売るにはどうするか、という回答として、

・コミュニケーションをとる?
・新人賞に応募して認知度を高める?
・フォロー&リフォローしまくる?(※これは効果なさそうでした)
・作品を出しまくる? だすならどこに?
・読者さんの求めてるもの「だけ」を書いて人気をとる?(市場調査必須)
・小説は置いておいて、少しでも役に立つ内容を電子書籍にまとめて出版する?
・世界観を市場にぶち込むにはどうすればいい? それとも、世界観を壊して市場に溶け込む?

ざっとですが、こんな感じで色々と考えてきました。脳みそがミジンコなので、解決には時間かかりますけどねww
せめて米粒になりたい。。

読者さんが求めているのは「楽しさ」
もっといえば、作品を読んで「満足したい」欲求があります。

「満足したい」の先は、これまた個人差ありますが。。
「感動」「爽快感」「ざまぁ」「バトル」「きゅんきゅん」「笑い」「ドラマ」「萌え」「エロ」とかとか。
嗚呼、ムンクの叫びが目に浮かぶ……(遠い目

好みの話ですから、しょうがない(笑)

これらを踏まえて、

読者さんの心を、物語で動かすにはどうすればいいのか?
そしてその物語を広めるにはどうすればいいのか?

答えが「読者さんを楽しませる」事だと仮定すると、
どういう風に楽しませるのか?
宣伝はどうするのか?

答えが、ない。でてこない。

こういうのはもう、体当たりしながら考えていくしかないんでしょうね~。

小説家として、どのように存在すればいいのか?

売れるため方法論も大切ですが、それ以上にまず「在りかた」が重要だと思っています。己を知る、ですね。

小説家としての自分軸、って感じですか。
ジャンルや工程の得手不得手をはじめ、書きたい内容、作風、自身の性格、集中できる時間帯、執筆に関する心理的な事、などなど。

この辺りはどんな仕事も同じだと感じています。
業務内容によって多少の違いはあるでしょうが、本質的な軸は同様でしょう。

彼を知り己を知れば、百戦殆うからず

有名な孫武(孫子の兵法の著者)の故事です。
ここでは敵じゃなく、相手という意味に置き換えてください。例としてだしてるだけなので、変な上げ足は取らないでくださいまし。

要は、相手を知って自分の状態を知っていれば上手くいきます、ってことです。
前の段で書いたのは、相手の状態を知るための考察だったんですよ、実は。

で、ここは自分自身についてになります。

望月の場合、はっきりと決めていることもあれば、流れ次第で変わるだろうこともあります。

・ゲームが好きだから、冒険系に沿った物語をかきたい
・イラストもまあ描けるから、とりま全部やってみよう
・公募は狭き門だし、機会も多くない。すべて自己出版すれば、365日がチャンスになるのでは?
・個人出版で売れれば生活費になるんじゃね?w 好きなことをしながら稼げるじゃん
・個人プレーのほうが向いてるから、作家は天職に違いない(思い込み上等

など、紙に好き勝手書きなぐりましてねw
中身は到底人様にお見せできるモンじゃないんですが、正直な気持ちを書きて、少しずつ「どういうスタンスで書くか」が決まったんです。

結果、望月の場合は、出版社を通さず個人で築き上げていく道を選びました。オーサープレナーです。作家であり起業家でもある人間を指します。

ただ、あくまで基本です。
公募を否定するつもりは毛頭ありませんので、誤解しないでくださいませ。
血の通った出版社さんなら信頼できるでしょうからね。

それに、実力を試せるまたとない機会だとも思います。

少なくとも、作品を単なる金稼ぎの道具としてしか据えていない人間とは組みたくない。
商売ですから稼がなきゃいかん事情も理解できますけども。
サイコパスみたいなイカれた奴とは、プライベートでも関わりたくないんで。

もちろん、ンな輩はほんの一握りだと思っています。きっと。

オーサープレナーとして動き、かつ、世界観を売る方法。

これを確立させれば、ようやくスタートラインに立てる。
そして、考えたビジネスプランが動き出せば。

勝ちです。とりあえず。
一番厄介な段階はクリアできたんじゃないかな、と。

まあ、どれぐらいかかるか知りませんけどねw
人生一度だけなんです、どうせならやってから後悔しますわww

まとめ

長丁場、お疲れ様でした。
ここまで目を通していただき、誠にありがとうございます。

題名にもある通り、オーサープレナーとしての過程がここには書いてあります。
よくいわれる「0→1の段階」ってヤツですね、ハイ。

具体的にはまだ試作段階なので、これ! というのはありません。
すべて手探り状態です。

本来なら、こだわりをなくして稼ぎやすいことから始めるのが王道なのでしょうが。。
あいにく、再三お話している通り、お金稼ぎには興味ないんですよ。もちろんお金は大切ですし、あればあるだけいいです。募金だってたくさんできますし。

ただ、魂まで染まりたくないだけです。お金はただの道具ですので。
たかが紙と金属に命かけてどうすんのw
お金というのは、人様が運んでくれる感謝が形になったものに過ぎませんからね。

これは、超内向的で人様との会話が成り立たない自分が販売力をつけられた理由でもあります。つまり、相手の利益を第一に考えたんです。
場合によっては、喜んで他社さんのを売りましたし。

その結果が周囲より2倍以上の販売台数、という形で出てきました。
まあ、時給だったのでインセンティブはないですけどw

購入者さんは人間ですから、基本心理はこれで大丈夫と仮定したうえでの試行錯誤を続けている状態です。

小説を売るにはどうしたらいいかを掘り下げ、かつ、望月が勝負しやすい土俵を見つける、あるいは創る。

最初の到達地点を目指します。
見守ってくれると嬉しいです♪

ではでは~。

☆★あなたの人生に夢と希望がありますように★☆

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