自分の心の声を聞くためにGWにやったことまとめ
みなさま、いかがお過ごしでしょうか。GWとはいえ、お仕事の方もいますよね。ほんとうにおつかれさまです。
さて、私はGW、ほとんど家から出ずに自己と対峙しています。未来の自分へ、現在地の私を記しておきたいという意味もこめて、noteに文字として残そうと思います。ご承知の通り、自分から連絡を取ることが苦手ですので、「あおいちゃん、いま、こんな感じなんやな〜」と知っていただけますと幸いです。長くなりますが、よかったらお付き合いくださいませ。
そもそも自分の声を聞くことへの抵抗感
「自分の心の声を聞くために」と題しながら、GWに入るまで「自分の声を聞く」「自己を見つめる」ということに抵抗感がありました。
なぜなら、大学生のとき、「自己」について考えすぎてしんどくなってしまったからです。周りが就活に向けて自己分析をするタイミングで、私も「自分」についてとことん深くまで考えました。
「私は何者なんだろう?」「私は人と比べてなにか突出してできることってある?」「私には何もない」と。
様々なことが重なり、結果、うつ状態になって布団から出られなくなりました。
思い出すだけで暗雲立ち込める過去だったので、以降、「自分」については深く考えすぎずに、目の前のことをやってきました。
ただ、前提としておきたいのは、「自分」を考えないことは必ずしも悪いことではないということ。
実際、仕事をする上で、自己を一旦置いておいて、「目の前の課題」「目の前のお客さん」に向き合うことで積み上がってきたもの、たくさんあります。また、その時期は、メンタル的にも健全に仕事ができていたと思います。
要はバランスだと思うので、自分について向き合う時間も、自己を一旦置いておく時間も、両方とも私には必要です。
このGWは(という期間限定で)、自分についてとことん向き合う、そんな時間にしたいなあと思い、様々なことをしたのでそのまとめです。大きく3つあります。
① SHElikesのコミュニティイベントに参加しました
現在、キャリアスクールのSHElikesで勉強をしています。今で4ヶ月目。
「できることを増やしたいなあ」というぼんやりとした気持ちから入会したのですが、やると決めたからにはやり通す私(さすが!)
毎日、仕事終わりに3-4時間PCを開いてデザインを中心に勉強しています。
そんなSHElikesでは、スキルの習得ができるのはもちろんのこと、受講生同士のコミュニティも活発で交流が盛んです。最近の私はコミュニティイベントが楽しくなって、様々なイベントに参加をしています。
「GWは自己を見つめる時間にしたいなあ」と思うきっかけになったイベントがこちら。
登壇されていたのぞみさんがほんとうに素敵で。
言葉が刺さりまくって、イベントアーカイブがあったのでおかわり視聴もしました。
たしか、「自分との約束を守ろう」という話の文脈で、「自分との約束を守るという言葉って、もしかしたら圧を感じるかもしれないけれど、もっとかろやかに受け取っていい。幸福感って、自分で選択したという感覚と強く結びついているから。」と。
「自分は自分の人生の主人公だから。好きになってほしい幸せにしてほしい、というような、こうしてほしいって他人に求めるんじゃなくて、自分で供給してあげる。自分で供給できていないから周りに求めちゃうのだと気づいた。」と。
わ、わかる〜〜!!!
俯瞰して、「あおいちゃんはこうしたいって思っているから、これを体験させてあげよう」って自分で思うの最高だな〜〜と思ったので、今日から真似しちゃいます。
私を幸せにできるのは自分自身だなあ。ほんとうにそう思います。
「かろやかに受け取る」ってすごく良い言葉。
かろやかに生きていきたいです。
② ストレングスファインダーを受けてみました
これまた、SHElikesの影響で、受講生の方でストレングスファインダーを受けている方が多かったので、受けてみました。ストレングスファインダーの存在を知ってはいたけれど、それこそ「自己分析」「強み」という言葉を今までは避けていたので…。今なら健全に受け止められる気がしました。
▼ストレングスファインダーとは
書籍を購入して、ウェブテストのアクセスコードを入手するというシステム。課金したら34資質全てわかるみたいだけれど、お高いので一旦上位5つのレポートのみにしました。
\\私の強み上位5つこちら//
書籍には各々の詳細も書かれていたので、それも読みながら強み上位5つについて、自分なりの解釈をしてみました。
1.調和性
対立を嫌う資質だそう。事実、ほんと対立苦手です!!!
たしかに、異なる意見が出たら、妥協点見つけようとしてるなあ、と自分の行動を振り返ってみて納得しました。ストレングスファインダーの本に、「私たちは同じ船に乗り合わせていて、これから向かおうとしているところに到着させる必要がある、という見方をあなたはしている」とあって、この例え、いいなあと思いました。
同じ船に乗っていて、いかに同じ方向へ向かわせられるか。現実の対立の場面は苦手だけれど、「船出」と考えたらちょっとわくわくします。
2.親密性
一人ひとりとの関係性を丁寧に築いていく資質だそう。他者との関係性を築くのに慎重になるけれど、いったん関係性ができると、深く関わりたいと願っちゃう、まさに私です。
「一対多よりも一対一で対話することを好む」とあるのは、ほんとうにその通りで、基本的に誰かと遊んだり飲んだりするのも一対一が多いです。大人数の飲みの場も雰囲気は好きだけれど、何を話して良いのかわからなくなってしまう。
直近では、父と一対一で出かける機会があって、たくさん話せました。「家族」という場だと、いつも何を話して良いのかわからなくなって黙りこんでしまっていたのだけれど、「父」と一対一だと話すことができるということを学びました。
3.学習欲
成果や結果よりも、学ぶプロセスが好きな資質。「あなたは何も知らない状態から、着実で計画的な過程を得て、能力を身につけた状態に移行することでいきいきとします」と、ほんとそう!
大学卒業後も、専攻していた歴史学をはじめ、哲学や地理学、文学や社会学など人文学系を中心にいろいろ学びました。「なんのために学ぶの?(役立てるの?)」という声をちらほら聞いたのですが、「別に役立てようと思っていません!!!学ぶのがたのしいし、学んで見える世界が好きなんです!!!」という気持ちでした。ああ、これは私の特性だったのですね。なんだか妙に納得です。
ストレングスファインダーの本にも大学院を勧められました。最近、「一旦諦めた大学院、30代で行くのアリなんじゃない?」と心の中でむくむくと湧いてきてきています。まだ妄想段階なので、現実ベースではないのですが、自分の未来計画に「大学院」は入っています。
4.内省
物事を深く考える資質。私はひとりで考える時間がだいすきです。ひとりになって学びを消化する時間を必ず取ります。ひとりで美術館へ行ったり、ひとり旅をしたりするのも好きなのですが、その間たしかにずっと「内省」しています。ストレングスファインダーの本に、「ある意味であなたは自分自身の最良の伴侶です」とあり、最高な褒め言葉だなあ〜〜と思いました。自分自身が最良の伴侶!
また、「内省の人にとって、“納得感”がとても大事です。自分で納得したことを口にしたい内省の人は、思考しながらしゃべるので、比較的話すテンポはゆっくりです。」とあって、衝撃でした…!話すテンポが早いひと、次々展開が変わるひとと話すと、モヤっとすることがあったのですが、それは「内省」の資質だからなのか、と…!
5.規律性
物事を習慣化、ルーティン化することが得意な資質。
いまの仕事では、組織の長期的・短期的な計画を立てて実行していくことをしているのですが(言葉にすると壮大だけれど現実は細々している)、これが結構自分に合っているなあと思っています。直前でバタバタしたり、そもそも全体像が見えないことが苦手なんですよね…。「一度決めた手順、スケジュールに忠実に則り動くことを好む」が得意です。計画を立てて実行する、継続する、継続するために努力する。継続が難しいときは「努力と根性!継続するのみ!」と昭和感丸出しで、自分を奮い立たせて継続させています。言葉にすると笑っちゃいますね。ただ、この「規律性」の資質のおかげで、自分の道が拓けてきたようなところがたくさんあるなあと思います。
例えば…
・大学受験(偏差値20くらい上がった)
・ダイエット(1年で約-10kg痩せた)
・教員採用試験(筆記試験ほぼ満点)
・いまの仕事(マニュアルが完成しつつある)
・いまのSHElikesでの勉強(毎日継続して着実に力がついている)
一方で、「規律性」だからこその、ストレスも…。これは、直近やっと自分で認識できた点です。
最近、仕事で「なんとなくしんどい」という感情があって、それを職場で話したら「自分のペースが乱されているからじゃない?」と言われ、ハッとなりました。
めっちゃ私やん!!!
締切を守ってもらえない・急に予定変更される等あると、めっちゃいらいらしてしまっていたかもしれません…。ごめんなさい…。プライベートでも、遅刻されることがすごくストレスだったりします。
ただ、特性なので、自分をいますぐ変えることもできないので、どう折り合いつけていくかが今後の課題です。悩ましいですね…。同じ「規律性」資質のひと、どう対処しているのか知りたいです。
③ セルフコーチングのコースを受講しました
ストレングスファインダーを受けて、さらに自己を見つめたいと、SHElikesでセルフコーチングのコースを受講しました。
実は「コーチング」にも以前、抵抗感がありました…。
「なにもしたくない」というようなうつ状態のときや、友だちとして共感ベースで話したいときに、「どうする?」「どうしたいの?」と問われてしんどくなってしまった経験。(私は当時、友人からの「大変だったねえ」の言葉が欲しかったんだと思う)
また、「正解を言わなきゃ!」という脅迫感。咄嗟に「どう思ったの?」と聞かれても言葉が出てこない…。
そんな経験から、コーチングに対して抵抗感がありました。が、ここ最近、メンタルが健全なこともあって、月1でコーチングを受けるようになり、良い方向へ向かっている気がしています。
セルフコーチングコースでは、サブパーソナリティ(略:サブパ)を見つけるワークをしました。
たしかに、自分の中にはいくつものパーソナリティがあって、一貫してひとつじゃないんだよなあ…。
平野啓一郎さんの『私とは何か 「個人」から「分人」へ』で提唱されている「分人」に似ているなあと感じました。
さて本題に戻り。
自分の中にいるサブパーソナリティを探すにあたって、ストレングスファインダーの結果を参考にしました。
私の中にいるサブパーソナリティ
① 親密性の「夏目漱石のこころちゃん」(夏目漱石『こころ』に出てくる「先生」のイメージ)
② 内省の「ソロ活猫ちゃん」(ドラマ『ソロ活女子のススメ』の「五月女恵」のイメージ)
③ 規律性の「努力と根性犬」(普段よく私の外側にいるサブパ)
ストレングスファインダーで分析した「親密性」「内省」「規律性」を、キャラクター化した子たちです。
そして、この子たちの相関を考えました。
相関を考えると、「規律性の犬」が普段めちゃくちゃがんばっていて、「親密性のこころちゃん」と「内省の猫ちゃん」を生かしきれていないことに気づきました。
以前よくエッセイを書いていたのですが、思えば完全に「親密性のこころちゃん」と「内省の猫ちゃん」が協力して書いていました。最近はこの二人が活躍できていないということですね…。(いまこのnoteを書いているのは「内省の猫ちゃん」です。久しぶりに内省的な文章書いていて喜んでいます)
これも要はバランスなので、それぞれのパーソナリティが生きるように(良い相互作用が起きるように)、調整していきたいなあと思った次第です。
ワークをやっていて思ったのは、「どのサブパーソナリティもすてきなのに、なんで隠そうとしていたんだろう〜〜。愛すべきわたし!」ということです。どのサブパに対しても、愛おしくなりました。
〜・〜・〜・
そんなふうに、自己理解が深まったGWでした。
「自分と向き合うとしんどい」と思って自己を見つめることを避けてきましたが、「自分がもっと愛おしくなった」という結果になりました。うれしいですねえ。
途中で頭がパンクしそうになって、好きな銭湯へ行って、お風呂に浸かりながら再び自分について考えました。
たまにはこういう時間も私には必要だな〜と思った次第です。
「自分について考える or 考えない」「このサブパーソナリティ良い or 悪い」という二項対立ではなく、かろやかに自分のバランスを取りながら生きていきたいです。
「かろやかに生きる」
やっぱりいい言葉だなあ。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!!
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