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独身女性の居場所そして楽しく生きる方法(エッセイ)

何年程か前に、図書館に行った帰り道、有名企業の駐輪場にママチャリがたくさん並んでいるのを見つけた。きっとママさんたちがたくさん働いているんだろうなーとおもった。

そしていろいろ脳が考え始めた。

独身アラフィフ女性の居場所について。私は、気づいたら、この年齢まで、仕事に夢中、いや必死で生きてきた。いつか結婚するんだろうなと漠然と思っていたが、そんなこともなく、今に至る。

ちょっと、人生休みたいな。でも休んでどうする?そんな気持ちになった。私から仕事が無くなったらどうなる?こわくなった。仕事を辞めることも、そして、仕事以外に何もないと感じてしまう自分にも。
いつのまにか居場所がひとつになっていた。生きる選択肢がひとつになっていた。
私は入社4年目くらいまでは、仕事で失敗ばかり、辞めることばかり考えていた人間。幸運にも良い上司や同僚、後輩にも恵まれ、辞めずに続けていたら、仕事でほめられる事が多くなった、そんな自分が誇らしくて、必死に頑張った20年。
そして20年後、仕事を手放した今、「あなたは何ができますか?何をもってますか?」って聞かれた時に自信をもって答えられない自分がいた。居場所がない自分がいた。

私は20年間、何に向かって頑張ってたんだろう。目標・夢はあったのか?きっと、私は誰かに認められるため、自分の存在価値を手に入れるために、必死でがんばっていたんだろう、と振り返った。

真面目に必死で頑張って生きてきたのに、なぜか虚しい。私だってもっと幸せになっていいじゃない!って悔しくなって心の中で叫んでいた。
(誰にもなにも言われていないのに)

後悔していない。ってゆうと強がりに聞こえるかもしれないが、それなりに楽しいことも、やりがいもたくさんあったし充実していたのも本当だ。

でも、今、ココロは虚しいと言っている。

じゃあ、これから、どうするか、さて、これからどう生きていくか。

目標・夢をようやく決める時がきたように感じる。ちょっと遅いかも、だけど、諦めるのはまだ早い。

単純な私は、そんな風に考えたら、胸がわくわくしてきた。

目標・夢にむかって、自分の居場所をゼロから自分でつくりにいく。次の人生は人からの承認ではなく、自分ファーストの人生だ。

まず一歩目はインプット(学び)ではなく、アウトプット(行動)の生き方をしようと思う。ずっと、学ぶことで充実感を得ていた。研修を受け・講義を聴き、講座をうけ、資格をとる。次は何を学ぼうか。学ぶことで焦りや不安を吹き飛ばしていた。

頭では理解するが、行動できない人間、インプット満足人間だ。これからは行動→学び→行動。行動初動人間になろう。

実践して行動して、失敗して経験する。そして失敗を言葉にできる人間になる。

なんだか、ワクワクしてきた。

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