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多汗症の話

中学生の頃から、急に苦手なことが増えた。 教室での授業、全校集会、電車の中、閉鎖的で人の多い空間。 つまり、学生時代のほとんど全ての環境が苦手になってしまった。 その理由は多汗症。 それに加えて視線恐怖症もあった。 多汗症にはいくつか種類があり、局所タイプ(脇や手のひらなど)と全身タイプがある。 私の場合は、頭部がひどい全身タイプだった。 ちょっと暑いだけで滝汗。 暑くなくても滝汗。 誰かに見られてるような気がして滝汗。 さらに、一度滝汗を経験すると「同じ状況でま

    • 涙の理由

      昔から、変なタイミングで泣いてしまう。 ポケモンGOのバトル。 藤子・F・不二雄ミュージアムのドラえもんのショートムービー。 ピーターパンの曲(You Can Fly!)。 誰もが昔のことを思い出して涙を流すことがあると思う。 私も記憶の中のどこかにクリティカルヒットしてしまうようで、一見関係のない出来事に対してもボロ泣きしてしまう。 懐かしいという感情は、どっちなんだろう。 温かい記憶の中にはもう戻れないから哀しいのか。 それとも記憶が背中を押してくれて嬉しいのか。

      • 引きこもりを楽しむコツ

        引きこもりは良くない。 わかってる。 結局は外の風を浴びて、人と交流して、小さな達成感を得ながら生きていくのが一番心身の健康にいいということなど。 でも、それができないときもある。 時間があれば幸せか? 私には時間がたっぷりあって、今は働く必要もない。 訳あってあまり外に出かけられない。 友達はいるけど、相手の大切な時間を奪うことになるから、時々会えれば十分。 話の合わない人には、相手の望む価値を提供できないし、無理に会いたいとも思わない。 正直、働いている方がラ

        • 無駄なことは素敵なこと。おやつの話。

          おやつが好き誰がなんと言おうと、おやつが好き。 この習慣をやめる気はない。 「おやつに必要な栄養素は入っていない」 「おやつなんて砂糖と油の塊」 「おやつを食べて太るのはバカ」 その通りである。 それでも、私はおやつを愛している。 おやつの時間は贅沢で自由 その日の気分で選び、時には作ってみる。 午後3時に訪れる小さな喜び、小さな感動を拾い集める。 言っておくが、なおざりは許されない。 いつだって本気で向き合う。 それだけで、ちょっと楽しいから。 飲み物次第で喜

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