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パンドラの箱

アスファルトに石で絵を描いた記憶
あの子は知らないのかな
そんな寂しい顔をして

風が火を消せば好奇心が湧いてくる
自分と似た誰かを探してる
綺麗な石を見つけるように

魔法を胸に唱えて
雨の日も泥沼で汚れて遊んだ記憶
あの子は注意ばかりなのかな
そんな満たされない顔をして

好きが過ぎて災いは起こるばかり
自分と違う誰かを探してる
色違いの星を見つけるように
不協和音を奏でて

あの子の見知らぬ星から
まばゆい光が届いている
足もとからは闇が
這い上がってきているのに

最後に残されたのが愛でなくてもいい
あの子を見つめる日々が希望に繋がれば
泥から作った愛を胸に抱いて
大洪水が起きたって絶望はしない 

希望をあの子にあげたい
希望をあの子にあげたい
希望をあの子につたえたい

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