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ピアノの要vol.2「『指が動く!弾き方』について」

こんにちは!

皆さん、ピアノを弾いていると、こんなお悩み出てきませんか?

・指が思うように動かない…
・子どもっぽい弾き方になる…


今回はそんな方々に読んでいただきたい内容となっています!

でははじめていきましょう♪



まず、指が動かないのはなぜでしょうか。
たぶん技術が足りないから、と思われる方、多いと思います。

しかし、それが本当の理由でしょうか。



私の記事では、「ロシア奏法」を用いたピアノの弾き方について詳しく解説しています。

そのロシア奏法を使うことによって、私は手が動くようになると考えました。


では、一般的な奏法とロシア奏法を比べながら説明していきたいと思います。



ここでは一般的な奏法として、日本でよく使われる、「ハイフィンガー奏法」について説明します。

このハイフィンガー奏法というのは、指を大きく動かし、指の関節をしっかりさせて弾きます。
また、エネルギーを加えながら演奏します。
この加えながら、がポイントです。

一方でロシア奏法というのは、指の関節を緩め、手の中の筋肉で指を支えて弾きます。
また、エネルギーを減らしながら演奏します。


この2つの奏法で決定的に異なる点は、エネルギーを加えるか減らすか、ですね。


次に、このエネルギーを加える、減らす、について詳しく見ていこうと思います。


一般的な奏法の「エネルギーを加える」とは、指先を鍵盤にもたれさせる強さを強めながら弾く(0%+20,30%)、つまり、「足し算」で弾く、ということです。

一方で、ロシア奏法の「エネルギーを減らす」とは、完全に鍵盤にもたれている状態(100%)からだんだん関節の力を抜いていく(100%−70,80%)、つまり「引き算」で弾く、ということです。


ではなぜロシア奏法の引き算で弾いた方が楽に指が動くか、というと、
指のエネルギーを使わずに弾くことができるからです。つまり、必要のない力を十分に逃して演奏できるからです。


また、「足し算」で弾くのと「引き算」で弾くのとでは、音の響きも違ってきます。

「足し算」で弾くと、手の甲や指が固まってしまい、響きがこもってしまいます。
一方で「引き算」で弾くと、指の力が抜けているので、ホールで遠くまで抜けていくような響きになります。


ここで、この「引き算」で弾くとは、どうすればいいのか、気になりますよね。

続いて説明しますと、

まず、指をしっかり鍵盤にもたれさせます。

次に前腕の屈筋、つまり、手首の下の部分で手を引き上げます。この時注意点として、指先は鍵盤から離れないように手首を柔らかくしましょう。

以上です。
簡単ですね!

これを意識するだけで、子どもっぽい弾き方から卒業でき、指が動くようになるんです!

皆さんぜひ試してみてくださいね♪



今回は「指が動く!弾き方」についてお話しました。

やり方は簡単なので、ぜひやってみてくださいね。


最後までご覧いただき、ありがとうございました♪


私のアカウントではピアノの奏法、弾き方を詳しく分析しながら解説しています。

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参考動画(YouTube)
ロシアピアニズム コーガピアノ道より

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