せぐ

うさぎを愛する中卒ニート

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他責論の色々な話

生得的な要素が人の多くを足らしめるという話が流行った今、本能的に備わる自己欺瞞性の悪い癖が多く出ている。 努力が出来ない遺伝子の存在を欺瞞の糧にし、本来は修正出来たり、はたまたは人より多くの才能を発揮できた可能性のある各能力を「私は生まれつきそれが出来ないから仕方がない」という自己欺瞞によって解決する人間が増えたという話。 まず才能、遺伝子の様な決定論(既に定められている)的な話を否定する事はないが、飽くまで機会原因論(あらゆる行動・意思決定すらより上位的な物に支配されてい

    • 自炊推奨の話が出ると何故荒れるのかの話

      iphone、android戦争がいい例だが、人は自分が選択した物、若しくは選択せざるを得ない物を肯定的に捉え、対極とみなせる選択できなかったもう一項を否定する事で解決をはかる。 この場合、自炊というのは周囲の店と自分の腕と知識、その他もろもろを持っていなければ効果を発揮しない。ような事実があるが、逆を言ってしまえば自炊を出来ない場合は能力が低いような印象を受けたり、そういった貶め方がある訳だ。 スマホやOS宗教にも似たようなものがあり、appleでないと陰キャである。an

      • 若者は常陸が読めない話で思った事

        若者は常陸が読めない――― 他者比較を行う事で自己優位を欺瞞し、悦に浸るしょうもない層をあぶりだせる格好のニュースと感じた。 「文化や日本史の教養が無い若者の知識の貧困化」 「若者は読書量が少ないから教養がなくなっている」 というような恥ずかしい妄言を唱える奴が、予想通りちらほら散見された。 今の若者はゆとり教育は脱しているし、特に読書量でマウント取ろうとしてる奴はぜひ、反対意見の読書家と読書量マウントバトルして相関性を証明してもらいたいものだが、根本として若者の読書量

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