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碁会所デビュー

40超えたおっさんが、囲碁を初めて数ヶ月。
19路盤童貞のまま碁会所に初めて訪れた備忘録と感想

・入店〜着席まで
意を決して夕方6時に碁会所の扉を開けると、なんと先客0!
席亭が出迎えてくれ、初めてである旨を伝えると顧客カードを記入してくださいと言われる。
氏名、住所、年齢、棋力の自己申告などを書いた。
棋力はとりあえず10〜15級と申告。
顧客カード記入後、指定された席に着席し、席亭にお茶を振る舞われて「とりあえず互先でやってみましょうか」ということで私の黒番で対局開始

・対局
19路盤童貞であり、かつ基本的な布石の勉強もあまりしていないため、黒番で三連星を打つ→相手の隅にかかったりかかられたり、適当にヒラキを打ったりして、よく分からないまま中盤戦へ
もちろん形勢判断など出来ないので、中盤でどこに打てば良いかさっぱり分からず。
盤面もよく覚えていないが、白模様が盛り上がってた気がする。

中盤で打つ手が分からん、思いつかない旨を伝えると、席亭から「とりあえずここまでにしましょうか」と対局終了。
おそらく大差で負けていたと思われる。

時間もまだ余裕がある&他のお客さんもほぼ居ないため、再び席亭と二局目開始。
次は「4子置きでやりましょうか」と4子置きで対局

指導碁の趣が強く、「そこは無駄な手なのでここに打ちましょうか」などの待ったありの対局。
対局途中は「それはいい手ですね」、「シブい手ですね」、「手になるかは分かりませんが、厳しいところ打ってきましたね」「10級より上の棋力あると思いますよ」などとおだてられながら、なんとか大寄せまで終了。
なお、対局途中では、
席亭「大阪から出張ですか。大変ですね。」
「囲碁を始めようと思われたきっかけは?」など、フランクな会話ありで、碁会所デビューの緊張はほぐれました。

そして対局終了後の整地では、19路盤童貞のためもちろん整地は出来ず、席亭にほぼ全て整地いただくという、おんぶに抱っこ。

結果は30目ほどの負けでしたが、一応自分なりに真剣に打てた爽快感はありました。
碁会所デビューとしては良い経験ができたと思います。

ここから、対局以外の場所としての碁会所の感想。

・入店ハードル
碁会所によるのでなんとも言えませんが、私が訪れたところは入口から店内が見えなかったので、最初は勇気が要りました。

・店内
新しい碁会所で、おそらく禁煙だったため快適な環境でした。

・碁盤、碁石
新しいので快適でした。

・椅子
対局中は集中していたので気にならなかったのですが、退店後しばらくして「尻痛いなあ」と思いました。
椅子が硬かったのです。
安物で良いのでクッションなどあれば良いなと思いました。

・サービス
お茶がサービス。また、お菓子(アルフォートとか)をいただきました。
お茶やお菓子のシステムは完全に不明です。
雀荘だと「フリードリンクです」「出前有りです」「ワンドリンクチケット制です」などサービス説明があるのですが、そのような説明が碁会所の新規来店時にあれば助かります。
というか、全般的にお店のシステム説明がありませんでした。
ここは雀荘のようなサービス導入でグッと良くなると思います。

・その他有れば良いなと思ったもの
サービスのお茶やお菓子、私物のスマホを置くサイドテーブルがあれば快適な空間になると思いました。
碁盤はテーブルより高いところに置かれているので、飲み物をこぼして碁盤を汚すというリスクはほぼ無いと思いますが、それでもサイドテーブルが無いと飲み物を碁盤の近くに置かざるを得ず、個人的にはこぼさないか心配になりました。
再び雀荘との比較になりますが、雀荘だとサイドテーブルは完備です。

・料金について
ぶっちゃけ席料1200円は安すぎです。
物価がおかしいです。
環境維持、改善のためにもっと取っても良いと思います。
それこそ席料高くすれば椅子やサイドテーブルに投資できる余裕も生まれると思います。

以上です。
囲碁の勉強はぼちぼち続けます。

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