noteはじめてみました
はじめまして
株式会社AntennArt（アンテナート） 代表取締役の西巻顕子です。
これまでに何度もblogを立ち上げては放置、立ち上げては放置・・・を繰り返してきた私なのでいつまで続けられるのか…全く持って自信は無いのですが…noteに関しては少し気になっていた事と、この度弊社のホームページをリニューアルしたので、これを機に書いてみる事にしました。
「noteのはじめかた」によると、まずは自己紹介から・・・・という事ですので、まずは私の事を書きたいと思います。
東京生まれ東京育ち、幼少～学生時代までは何をやらせてみてもパッとしない、劣等感の塊みたいな子供でした。
和裁の仕事をしていた母の影響で、大学では衣服デザインを学びましたがこれまたパッとせず、クラスの大半がアパレル系に就職を希望するなか、私はなんとなく気の迷いで住宅設備機器メーカーに就職しました。
その会社のショールームでコンサルティングスタッフとして働きながら、ノリで桑沢デザイン研究所の夜間部に通い、スペースデザインを学びました。
桑沢卒業後、設計事務所でインテリアデザイナーとして約7年働きました。当時はパソコンも、ましてはCADなんてほとんどの設計事務所には無くて（あるところにはあったが稀）、ドラフターや平行定規で図面を書いていました。青焼・・・とか滅茶苦茶懐かしいです・・・
当時の私は、インテリアは好きだけど正直デザイナーの仕事にはさほど魅力を感じていませんでした。というより、今だから言えるけど全く真面目に仕事をしていなかったし、遊んでばかりのかなりダメな社員でした。
その後色々あり、再びほとんどノリで広告業界に入りました。
SP（セールスプロモーション）プランナーとして、企業のキャンペーン企画や運営に携わりました。この仕事はそれなりに楽しく遣り甲斐を感じていました。
インテリアの設計経験があるので、イベントブースのデザインやディスプレイはわりとすんなり出来てしまって、コンペでは結構な頻度で勝っていました。
店舗や住宅設計に比べ、イベントブースやディスプレイはかなり簡易的なので、数字が苦手な私でも簡単に設計・デザインができる。そして、何よりもSPは季節の催事みたいな物なので、住宅や店舗のように長く使う構造やデザインは求められず、流行や季節に合わせて「その時映える」デザインが求められる。「これは面白い！」と手応えを感じたのを覚えています。
また、プレミアムグッズ（ドリンクを買うとついてくるオマケや、抽選で何名様に○○が当たる・・・あの類の物です）の企画や開発も意外にも楽しかった。
グッズのデザインとは言え、ポーチやバッグ等の布物、フィギュアやミニカー等の樹脂の物や金属類など、素材や工法は多岐に渡りましたが、こちらも大学で学んだ縫製や、設計事務所時代に何となく身に入っていたらしい素材の知識や木工や溶接などの工法、そして何よりも印刷の知識がとても役に立ちました。
そして、それらのグッズを中国で大量生産するのですが、その中国への出張が当時の私としては最大の楽しみとなっていました。多分、1年に10回位は中国に行っていたと思う。
中国出張で経験したアレコレはここで書くとかなり長くなるので端折りますが、いつか書きたいネタ満載です・・・笑
結婚出産を経て、仕事をフリーランスに切り替えました。
自宅で家事育児の傍ら、広告のデザインや企画書作成の仕事をしたり、少し時間が出来たのでワインスクールに通ったりもしていました。
FacebookやInstagramをはじめたのもこの頃です。
一応主婦でもあったので、子供の事や作った料理、飲んだワインの記録など日記感覚でSNSに投稿するのは確かに楽しい。
でもなんかこう・・・満たされない自分がいました。
せっかく作ったお料理や飲んだワイン等をもっと素敵に魅せられないかしら…？と、その頃に出会ったのがテーブルコーディネートの世界です。
ファッションと同じ感覚で器を集めたりコーディネートをする、少しのコツと法則を学んだら、私には無縁と思っていたこの世界にすっかり取り憑かれました。
そして、その頃知ったのが東京ドームテーブルウエアフェスティバル「 優しい食空間コンテスト」です。
テーブルコーディネートの勉強を始めてまだ半年程度だった私が、このコンテストのグランプリである、大賞・経済産業大臣賞を受賞しました。この受賞を機に、（株）AntennArt を起業し、現在は空間プロデュースをメイン業務とし今年8期目を迎えます。
また、昨年7月に 一般社団法人 知る・愉しむ〜日本の器 を立ち上げ、器にまつわるイベントや資格制度、作り手と使い手を繋ぐオンラインサロン等の活動はこちらで行っています。
趣味:ワイン、読書、カメラ、旅、音楽、スキューバーダイビング…等
こちらのnoteには、日々の仕事や趣味など自由に綴っていきたいと思っています。