寂しさの埋め立て地に、夢を作ろう。
明日は、仕事が無い日である。
つまり「一乃宮アンリ」ではない日。
私は、仕事があるからこそ今の自分がある、と言うほどに、仕事にアイデンティティを見出している。
テーマパークで働くというのは幼い頃からの夢で、それが叶って…そういうこともあって、仕事をしている時こそが一番自分らしいと思う。
だからこそ休みの日は、未だにどこか「自分らしさ」を失ったような気がして、なんだか変な気分なのである。
街を歩けば、例えば「彼氏」とか「母親」とか「通勤中」とか、何かしらの役割、役目を持ってそ