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「ケーキの切れない非行少年たち」を読んでから頭を離れないコト

 コレ、上手くまとめられるかわからないのですが、前々から

「伝えたい!」

と切望している内容です。


 随分前になってしまいますが、Audibleで

「ケーキの切れない非行少年たち」

を聴きました⤵

 タイトル的には、非行少年たちにケーキを等分(2等分・3等分・4等分...)に切ってもらおうとしても出来ないということです。

 わかりやすく言ってしまえば、たとえば4等分にするよう指示をしても、包丁を縦横にクロスさせて4等分にするのではなく、目分量で縦、あるいは横にしか包丁を入れないということですね。


 また本文中には、非行少年たちにあるイラスト(絵)を見せてその通りに書いてもらおうとしても、全く違う絵を書いてしまうということです。

 もちろん「見ながら書く」のですから、似ても似つかぬ畑違いの絵を書くということはないにせよ、たとえばですけど図形の縦・横の長さか全く違う(ホントに見て書いているの?というレベルの違い)といった具合です。


 ここからの僕の話ですが、とりあえず

「非行少年たち」という限定的表現は隅っこにおいてください!


 上のような「異常」は、私達の身近なところでも見かけるのです。


 一番わかり易い、顕著なのが、会社の受付や守衛室などで手書き記入してもらう

「受付簿(受付帳)」です!


 この帳面は、横軸(行)に来館者毎に記載してもらい、縦軸(列)に「会社名」「氏名」「用件」「宛先(面会者)」等と

「項目分け」されているところを一つひとつ書いてもらいますよね?


 あの一つ一つの「項目」ってある意味、

「図形(上で言う「ケーキ」)」なのです!


 何が原因かは当初全く?だったのですが、受付簿に記入される方で、あの「項目」通りきちんと記入できない人は意外に多いのです!


 僕が見た中で一番ビックリしたのが、すべての項目(縦軸)をきちんと見られず、グチャグチャに記入してしまう女性でした。

 ちなみに説明してもダメでした💦


 そして後でふと、

「コレって、『ケーキの切れない非行少年たち』の事例と同じでは?」

と思った次第です。


 もちろん、

「態度が悪い」とか「いいかげん、アバウト」とか「字がきたない」とは別次元ですヨ!

 また、

「年令」「性別」「学歴」等も一切関係なしです!


 これは適切な方法かどうかは?ですが、企業の採用活動や入社試験の中に、こういった帳簿記入をやらせてみるのは、その人を判断するかなりいいファクターになると思います。


 繰り返しになりますが、上手く説明するのは難しいです🙏

 ただ、

「図形認識」って個々人が先天的に持つもので左右されるのではないかと?!

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