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相手の心を動かす具体的な方法3選

このnote投稿は2023年6月19日voicyの音源の内容をもとに作成したものです。

どうも剣道世界普及を目指す、剣道家の梶谷彪雅です。剣道YouTubeを発信をしたり、講演会を行ったり、剣道指導をしております。

▼強制的に正しい握りができる『上達型竹刀』▼

責めの時に僕は「相手の心を動かすこと」を意識しております。どんな技を打とうとも相手の心が動かなかったら意味がないと僕は思います。

例えばフェイント技で面フェイント小手を打ちたい時に最初の面を打った時、相手がその面が怖くなければ相手の心が動いてなければ手元は上がりません。結果的に面フェイント小手を打つことができなくなってしまいます。

よく「組み立てを意識しなさい」ということを伝えてると思いますが、「小手をたくさん打つことで手元を意識させて面を打つことができる」っていうのは自分が本当に1本になるような小手を打っているからこそ相手は嫌がって手元を隠して避けます

相手が「ヤバイ!」と思う技を打つことによって、相手の心を動かすことができると思っております。

ビンタでたとえますと、ビンタされるときに10回連続でフェイントだったら「打たれないんだ」と全然怖くないと思います。

でも1回目に本当のビンタを一番最初に「パチン!」来たら2回目はちょっと怖くないですか?ビクッとなって目を瞑ってしまったり、避けようとしたりすると思います。本当に痛みがあるからこそ、次につながると思っております。

ここで大切になるのが、「相手の心を動かすような技は、どうやって打つのか?」っていうところだと思います。基準は「1本になる技」で、本気で打つ技では意味がありません。

100%の力で打つ技というのは、どうしてもリスクが高くなってきます。なので「今100%で打っている技を80%の力で同じスピード、打突力、踏み込みの力、声で出せるように練習をする」です。

例えば100%の力で出した時に竹刀を振るスピードが50km/sだとします。それを80%の力でも50km/s の振るスピードと体の出すスピードを出すことができるようになればOKで、その80%の出力で1本に持っていくことが大事です。

その80%の力が10km/sなのであれば、もっとスピードや打突力を鍛える必要があります。そのように実力が上がってくれば、打った後に捌けて自分の心の余裕にもつながってきます。今のスピードを底上げするために素振りやトレーニングが必要となってきます。

最近では下半身の力がめちゃめちゃ大事だと思っていて、僕が道場を開いて小学生に剣道を教えるとしたら、まずは『防具をつけさせたりせず下半身の強化や下半身の感覚の指導をする』と思っております。それぐらい下半身は重要なので、是非興味がある方はYouTubeも覗いてみてください。

まとめ

  • 最初は相手を心を動かすために1本になるような技を打つ

  • 100%の力ではなくて、80%で1本になるような技を打つ

  • 100%で50km/sのスピードで出せるのであれば、
    80%で50km/sのスピードが自然と出るように底上げをする

ということでした。
今回のテーマを意識して今後の練習に励んでいただければなと思います。

▼脚トレ HIITトレーニング動画はこちら▼


強い打突をするためには重心と正しい握りが大切

東山堂さんの『上達型の竹刀』こちらは右手と左手の内側の側面が削られている竹刀で、刃筋正しく重心を乗せて打突できる竹刀となっています。

腕の力だけで打突を強くしようと思ってる人いませんか?速く素振りできれば強い打突ができる、と思ってる人がいるかもしれませんが、僕自身「腕の力だけで強く打つこと」には限界があると思っております。

どうすればいいかと言いますと、よく講演会とかでもお伝えさせていただいていることで、 体重を乗せて打つということができるようになれば体が小さくても強い打ちができます。

実際にやってみて欲しいですが、「ジャンプしながら打突する(空中にいる時に打つ)」と「ジャンプして着地すると同時に打突する」この2つを比べた時どちらの方が強い打突ができるかっていうのは、なんとなくイメージしていただいた通りで、ジャンプして着地したと同時に振った方が体重を乗せて打つことができるので強い打突ができます。

体重を乗せるためには竹刀を横から握っていたら、いくら重心を乗せようと上から乗ることができないので竹刀に力が伝わりません。これらを踏まえて上達型の竹刀は練習用としてすごくオススメとなっています。興味がある方はこちらのURLの方から覗いてみてください。

▼東山堂 上達型の竹刀木刀はこちら▼

最後にお知らせです。
Instagramで「今、右手小判型彪雅シリーズは買えますか?」と質問が多くて、旧彪雅シリーズを一番最初に作ってくれた方がベースショップの方で製作していただいております。

・彪雅2,彪雅煉獄,彪雅0 ⇨30(サブゼロ)〜39まで
・彪雅,彪雅3,彪雅final2   ⇨37〜39まで
・彪雅phantom,彪雅final,彪雅轟,彪雅円舞 ⇨39のみ

新作で「彪雅ファイナル2」 というのが作成されました。左手が八角型、右手が小判型竹刀となっています。「右を向きながら左を向く」というような忙しくて超面白い竹刀となっていて、とにかく軽いんです!そしてフィットするので是非興味がある方は「彪雅ファイナル2」を購入してみてください。!

▼彪雅シリーズ竹刀ショップ ベースはこちら▼

本日も皆様にとって最高の1日になりますように!じゃあまたね!

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