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落ち込み日記|器用貧乏で、諸行無常で。

今日は落ち込んだ。
私の一番がんばらなきゃいけない業務に本気になれていない自分を,痛感した。失敗したとか,評価が悪かったとか,そういうわけじゃない。
ただ,自分が誇れる自分じゃなかった。自分が情けなかった。

変にプライドだけが高くなっちゃって,謙虚に学ぶ姿勢がなくなっていた。

器用貧乏だから,だいたいのことは,だいたいにはできちゃう。中学のときの成績は5段階のオール4だった。5を取れるほど秀でたものもないけれど,だいたいにはできる。胸を張ってできるって言えるものもないけれど,できないとは言えない。
どっちつかずの中途半端さが嫌だったけれど,それは今も変わらない。

私はあと一歩の努力をしていない。
だいたいにはできるから,あと一歩の努力をしてできないとわかることが怖い。あと一歩を踏み出してできなかったら,できない自分と向き合わなくちゃならない。私はそんな自分を受け入れられる気がしない。怖い。

willとcanとmust,したいこと・できること・しなければならないこと。
3つの円が重なり合うベン図を想像する。

今の仕事は多岐にわたる。
canとmustが重なる部分,すなわち,求められていてできることをしていれば自尊心は満たされる。自分ができるって気分になれるから。

私はwillを疎かにして,canとmustに逃げている。
ありたい自分であるためにはwillとcanの重なる部分を大きくしたい。だけど,それには努力が必要だ。canとmustの重なる部分に取り組んでいる間は,できないことに気づかなくて済む。だって,やっていないだけだから。

だけど,やっぱりそれでは,自分で自分を誇れる自分にはなれない。

どれだけmustが増えたって,自分のwillから逃げちゃいけない。


愚直に謙虚に学び続けるしかないのだ。



諸行無常の響きあり。



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