映画スラムダンクがどうしても無理だった話(ネタバレ有)
前提
漫画:読んだ
映画:初日に一回だけ見た
TVアニメ:再放送組
あれから10日後:読んだはずだが内容覚えてない
楓パープル:読んだ
ピアス:読んでない
井上雄彦氏インタビュー:#17だけ流し見した
パンフレット:読んでない
THE FIRST SLAM DUNK re:SOURCE:未発売時期
映画レビュー:肯定的なレビューはあまり読んでない
文章力:ない
映画の評価を書く機会:ない
アニメーションに対する理解度:ない
以下、ネタバレを含む。
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評価
作画は良かったです。
オリジナルストーリー、泣かせようとしてきた割には泣けず。
試合には泣けました。
声優、TVアニメ版が良かったですが、受け入れたことなので特に気にせず。
否定的な意見が最も多いであろうオリジナルストーリーに関しては今回は置いておきます。
回想入るたびに「まて次回!」となって映画が終わる不安に駆られたのはマジ。
「あのシーンが無かった!」と怒るのも簡単ですが、今回一番怒っているのは原作通りのシーンに対してです。
怒りポイント
スラムダンクを何回も読んだ経験がある人はどの試合を最も読んだでしょうか。僕は山王戦です。
山王戦のストーリーでは、湘北メンバーが試合を通して精神的に成長していくのがとても好きなポイントです。
そして試合のクライマックスに向けて、いがみ合っていた桜木と流川の関係性が大きく変化していく様が描かれていきます。
桜木がベストパフォーマンスでないことに即座に気づき発破をかける、沢北を抑えるのに全力を出しながら桜木に出場を促す、桜木に対してフォローできなかったことに絶望する。
そうやって圧倒的に実力で勝る流川が桜木の力を必要とするシーンを経て、最後のお互いへのパスのシーンに繋がるストーリーがあまりにも美しく、なんど読んでも泣いてしまいます。
映画スラムダンクでは、そんな描写はなかったと感じました。
特定の、単発の名シーンが描かれなかったことに関しては脳内で保管すればOKと思えます。しかし、クライマックスに向けて本来であれば描写すべき部分の殆どを描写しないことは許容できませんでした。
リアルなバスケットを描きたかった、といった映画を肯定する意見もありますが、それを山王戦でする意味ってあったのでしょうか。僕にはわからなかったです。
映画スラムダンクが僕に教えてくれたこと
一つ学んだことは、何事も過度に期待することは良くないということです。
特に、自分がコントロールできない領域に対して、自分の思い通りにならなくて怒っているのはとても滑稽でしたね。気づきです。
そもそも、漫画スラムダンクを超えることを期待すること自体が間違いだったということは早く気づくべきでした。贔屓目なしに見ても、映画スラムダンクと漫画スラムダンクを比較したら漫画スラムダンクのほうが優れていると思います。
その上、何度も繰り返し読んできた経験がありますから、それを上書きするほどの衝撃を要求するなんて酷なことでした。
世間一般のレビューから乖離していること
TLやnoteで見るレビューは肯定的なものばかりでした。
そもそも、否定的な意見ってあえてアウトプットしたりしないですよね。
肯定的な意見は、自分の先入観があってあまり受け付けていなかったのですが、今後は映画スラムダンクに対するフラットな視点で書かれたレビューを読んでみたいですね。
映画スラムダンクのどこが良かったかを僕も知りたいので。
今後楽しみなこと
パンフレットは購入しませんでしたが、THE FIRST SLAM DUNK re:SOURCEは答え合わせができるかもなと思って楽しみにしています。
(追記)続きです。
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