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心と身体の表裏一体論

心の状態が肉体に影響を及ぼすことは、理論的にも施術を通しても確信を持ってお伝えできます。

こんな例もあります。

仲良しの高齢夫婦で、病気したことがない元気な夫と大病を患っている妻。

その妻が命を終えてしまった時、なぜか元気な夫も急激に身体を悪くなる。

これは心が悲しみのストレスにより肉体に及ぼしている一例です。

悲しみのストレスは肺・大腸にダメージを与えます

似たような強い悲しみのストレスは肺・大腸に問題が起きやすいです。

怒り→肝・胆
恐怖→腎・膀胱
思い悩み→脾・胃
愛情の欠如→心・小腸

愛情の欠如は犬や猫などの動物がわかりやすく反応します。

哺乳類の動物は本能に近い脳なので感情が如実に表れる。

強い虐待や無関心を受けているペットは怯えか凶暴化になりやすく常に心が蓋(守り)しています。

まずは蓋を取り除かなければ先には進めません。

そのために様々な方法を行い関心を向け、心の蓋が取れた時にようやくスタートラインです。

なぜこの話を入れたのか?

理由は感情ストレスは心・小腸の〈喜び・愛情〉が核になるため、ここが崩れていると他の感情ストレスがもろに肉体に影響を与えるからです。

心・小腸の位置は心のバリア

肺・大腸の位置は肉体のバリア

と読むとイメージできます。

なので子育てにおいても親が子に関心を向けるだけで心が形成されるので将来のためにもおすすめです。

ひとつの施術エピソード

最近のお話ですが、ある日一本の電話があり、親戚のおじいちゃんが腹痛と体調を崩し、布団から動けないとのことでした。

私が訪れると、聞いた通りお腹がパンパンに膨らみ、目も窪み、かなり危ない状態と感じました。

一通り施術をして1回目は終わりました。

しかし、結局強い腹痛のため病院に行くことになりました。

診断は腸が腸閉塞のような状態で手術しなければ便も出ないため命が危ないとのことでした。

ただ本人は身近な悲しみのストレスから手術を拒絶し、そっとしてほしいと選択をしました。

すると病院側は延命しか行うことができないとのお話から時間の問題と伺いました。

私は一度診るため母とお見舞い/施術を行うため足を運びました。

病院は本来面会は厳しいですが、ご好意で面会することができました。

2回目の施術は場所が場所だけ(短時間)もありましたが、原因が悲しみのストレスと明確化していたため、経絡治療と特殊なNTP療法を行いました。

しばらくして2週間後なぜか退院することになりました。

自力で便も出せるため、手術はもちろん不要な状態です。

現在の状態は腹部の膨満感もなく、自力で便も出せて、出歩いて好きな喫茶店に通っているくらい回復しました。

ただ90歳を越えているため骨密度低下による問題は起きていますが日常生活はなんとか送れています。

このエピソードはいかに心が肉体に影響を及ぼし、心が改善した時に肉体も改善する可能性がある。とわかる内容になります。

今回は身内でもあるため私が対応できましたが、本来命に関わる状態は一般の方の対応は難しいです。

そのため改善のヒントになればと思いお伝えしました。

病院に行くとたいていストレスが原因ですね。と言われるようです。

しかし改善しなければ言われても結果は変わりません。

心と感情はシンプルでもあり複雑な構造と矛盾と表裏一体を抱えた謎のメカニズムが備わっています。

とくに近年または次年以降は、心の状態から肉体に表れるケースは増えるのではと予測できます。

治療院に行ってもなかなか治らない場合は心に原因があるかもしれません。

このように次の時代は心・スピリットがカギとなり、健康に関係することは明らかになりそうです。


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