見出し画像

疑似人物図鑑「スーパーのレジ」

 今日も私事の話で申し訳ないのですが、私がここに1人で住みはじめてから、ほぼ毎日、近くのスーパーに行っています。

 関西ローカルなのですが、フレンドマートという平和堂がやっているスーパーマーケットです。
 関東であれば、ヤオコーあたりが感覚的に近いのではないかと思います。

 私はいつも、値引きを狙うため、夜にスーパーに行きます。
 前もって雨が降ることが分かっていれば、早めに行くこともあるのですが
だいたい時間は19時~21時の間です。

 私はいつもフレンドマートで買い物しています。その理由は、レジの女性がとても私好みで可愛らしいのです。

 しかも、私の好みの女性が2人います。日によって、シフトが違うのですが、好きな女性2名の内、どちらかは必ずいます!!

 だから、このスーパー以外に行くことができません
平和堂さんは、なかなか素晴らしい戦略をお持ちだと、私は思っています。

 お二方とも、年の頃合いは、30代~40代ぐらいでしょうか。
ただ、タイプが全く違うのです。

 名札が無いので、お名前は分かりかねるのですが、おしとやかで華奢な感じのAさんと、笑顔が素敵で元気なBさんがおられます。

 毎日、このレジで買い物することが、今の私の唯一の生きがいと言っても過言はありません。
 ええ、そうです。私は気持ち悪い男性客の類です。そう思っていただいても、遜色ありません。

 しかし、ここに由々しき事態が起こりました。
皆様も目にしたことがあるのではないでしょうか。

 自分でレジするやーつです!!
 あの忌々しい機械のせいで、私の生きがいは奪われました。
 ただ、レジの仕方が分からないこともあるので、店員さんが張り付いておられるのは、まだ救いだったかもしれません。

「何かアクションを起こさなければ!!」
 そう、何かアクションを起こさなければ、君たちの笑顔を見ることができません。
 しかし、私にはその勇気がありません。だから、無人レジを利用する時は、ご年配の方の横のレジをわざわざ利用して、そのお客様が彼女らを呼んでいただけるのを心待ちにするしか、笑顔も声も聴くことができません。

 ある日、私はたまたま間違えた商品を持ってきてしまいました。
たまたまですよ。
 そこで、自分でバーコードをスキャンした時に、間違えた商品だと気づきました。
たまたまですよ。
 どうにも、キャンセルの仕方が分からない。画面をよく見れば、分かると思うのですが、どうも目が霞んでいるようです。

 困り果てた様子にして仕方がなく、店員さん(この日はAさんでした)を呼ぼうと思ったその時、Aさんが、「お困りですか?」と声を掛けてくださいました。
「いえ、あの、間違えた商品を持ってきてしまいまして…」
「どの、商品になられますか?」
「あ、この、おかめ納豆なんですが、私、納豆が食べれないことに、ちょっと今、気付いてしまいまして、間違えて持ってきてしまったようです」
 そう言うと、Aさんが、「ふふっ」と笑ってくれたように私は思いました。

「じゃあ、キャンセルさせていただきますね」と、Aさんは、そうおっしゃって、おかめ納豆(3パック)をキャンセルしてくださいました。
 その時、ちょっと間があったので、声を掛けろ!と、私の男性ホルモンが頭の中で命令をしたのです。

「あ、ありがとうございます」
 私は、一言、お礼だけを言って、そのままレジで黙々と自分で買い物を続けました。

 ちょっと笑ってくれただけでもいい。
それで、明日も私は楽しく生きていくことができる。

 そう思うようにして、私は夜の闇の中をスキップして家路につきました。


という、想像です。


三羽さまとyamaneさまの #疑似人物図鑑 に勝手に相乗りさせていただきました😌
想像なんですけど、楽しかったです!!

 ちなみにAさんは、身長が160cmぐらいで、かなりスタイルが良くて細目の女性です。ロングヘアで、ちょっとウェーブかかっています。そして、いつも「フフッ💕」って笑ってくれる、ちょっと妖艶な感じです。

 Bさんは、身長が150cmから152cmぐらいで、背筋がとてもいいです。スポーツしている感じで、ボブぐらいの髪型です。髪の色はちょっと暗めの茶色で、しっかりと目を見つめてきて、「いつもありがとうございます💖」と元気に笑顔でおっしゃってくださいます。

まあ、想像なんですけどね。

※納豆は苦手なんですが、健康のため食べるようにしています。
 この日は、前日に納豆買っていたのを思い出したので、キャンセルさせていただきました。お手数をおかけしました🙇

#疑似人物図鑑 #毎日note #エッセイ #スーパー #日常 #妄想

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?