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WINTER PLANTS 畑の柑橘

 雪の中を近所のオッサンに届け物に行って、帰ろうとしたら家の前の畑に何やらよくわからん柑橘類がたくさん生っていました。
 このあたりでは自宅の庭に柚子や橙などを植えている人も多いので、これもきっとその類の柑橘類に違いないと思って通り過ぎようとしたのですが、とりあえず写真に収めることにしました。^^

夏みかんやハッサクにしては随分と小ぶりの実です。
半分雪にうもれてるのもありますね。なんかうまそう。(^^)
で、しゃがんで見たら実のお尻に穴があるじゃありませんか。おおっ?これはもしかすると!
強風で雪の中に落ちていた実を一つもらって帰って、切ってみたらまさかのドンピシャ。w


 オッサンやるなあ。
 香りが強くて、甘みもあって、
 雪で冷えててめっちゃおいしいネーブルオレンジ。
 落ちてたのだまって一つもらったぞ。(^^)


追記
 民家の庭先に植えられている柑橘類はなぜどれもあんなに酸っぱいんだ?と思って調べてみました。
 夏みかんやハッサクなどの柑橘類は、どれも初冬に色づき出して、2月頃にかけて甘くなり、3月頃に完熟するようです。3月まで木につけたものは木熟と呼ばれていて、産地ではもっと早くに収穫して追熟させてから出荷されるようです。
 さらに、これらの柑橘類は寒い地方では気温の低さに耐えられず、冬に実を落としてしまうそうな。ああ、これよく見る光景。落ちた実はそのまま廃棄されることが多いですよね。

 つまり、我々が食べているものはどれも未熟な実。だから硬くて酸っぱいんです。ということは、もし木に残った実があったら春になってから食べればいいし、木から落ちた実も捨てずに完熟するまで待つことをすれば、それだけでどれも甘くなるということです。めでたしめでたし。(^^)

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