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おや。ケサランパサランかな?

 2023年もいよいよ押し詰まって、今日は大晦日です。
 さて、みなさんはケサランパサランをご存じでしょうか?今年最後のエントリーはこの話題で締めたいと思います。

 まず、ケサランパサランをご存じない方のためにWikipediaの記述を抜粋して貼っておきますね。

ケサランパサラン、ケ・セランパサランは、江戸時代以降の民間伝承上の謎の生物とされる物体。外観は、タンポポの綿毛や兎の尻尾のようなフワフワした白い毛玉とされる。
 一つ一つが小さな妖力を持つ妖怪とも言われるが、植物か動物かは判然とせず、未確認動物として扱われることもある。ケサランパサランを見つけると幸運になるという伝承がある。
ケサランパサランを持っているということはあまり人に知らせないほうがいいと言われているため、代々密かにケサランパサランを伝えている家もあるという。
 穴の開いた桐の箱の中でおしろいを与えることで飼育でき、増殖したり、持ち主に幸せを呼んだりすると言われている。だが、穴がないと窒息して死んでしまう、おしろいは香料や着色料の含まれていないものが望ましい、1年に2回以上見るとその効果は消えてしまうなどと言われることもある。

Wikipediaより引用。

 先日のこと。例によって畑の冬支度をしていたら、こんなものがフワフワと飛んできたのですよね。そして土の上に着陸。(^^;)

 直径は4㎝ほどもあります。結構大きいですね。(^^;)

 さあ、果たしてこれがうわさのケサランパサランなんでしょうか?(^^;)
 もしそうなら、大ニュース。さっそくおしろいをエサにして育てなきゃなりません。www

指でそっとつまんでみましたら、何やら真ん中に種子のようなものが。(^^)

 夢も希望もない話をしますと、どうやらこれは「鬼女蘭」という植物の種のようです。
 鬼女蘭は西日本以南の林の中に生えるつる性の多年草で、渡りをすることで有名なアサギマダラという美しいチョウの幼虫が葉を食べることでも知られています。
 熟した実がはじけると長い白い毛が生えた種が出てきて、その様子が白毛を振り乱す鬼女のように見えることから「鬼女蘭」の名が付けられたそうです。いやあ、すごいネーミングセンス。(^^;)

指を放したらフワフワと蕪の葉の上に着地。その後、風に乗って青空の彼方へ飛んでいきました。

 これは幸福を呼ぶと言われるケサランパサラン?
 つかまえて飼ってたら、来年はいいことがたくさんあったかもね。(^^)
 鬼女蘭だったとしても、アサギマダラの幼虫は見たかったなあ。

 どっちにしても、惜しいことをしたかもしれません。(^^;)


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