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#41adidasのハーフパンツ

皆さま、GWいかがお過ごしでしょうか。

今月は母の日がありますね。

私的には、母の日よりも父の日に難しさを感じています。(笑)

自分の両親だけに感謝を伝えていた頃に比べると、結婚して家族の繋がりが増えるということは、それだけ感謝を伝える相手も増えるということ。

まして、息子が産まれて私も母となったように、主人も父となってからは尚更。。。

昨年の父の日は、主人に蛍光ピンクのadidasのハーフパンツをプレゼントしました。

小学校教員の主人。

ジャージは無数に必要だし、目立つ色なら子どもたちも見つけやすいのでは?という、私の配慮と機転を利かせて贈ったつもりです。

やたらと目立つ蛍光ピンクのジャージ、、、


今日は、父の日と蛍光ピンクのお話。←?



プレゼントの包みを開け、中から蛍光ピンクが覗いた時、主人の顔が戸惑いでいっぱいになったのを見逃しませんでした。(笑)

「うれしい!ありがとね!」と、棒読み。

しかし、数日経っても一向に履いてくれないので、いつ履くの?いつ履くの?と何度も催促をして、ようやく履いて出勤していったある日。

帰宅後、学校用のタブレットを開き、クラスルームページのチャットに、
【今日の先生のピンクのハーフパンツは似合っていましたか?】
と、質問を入力している主人。

数秒後、、、

【にあっていました。】
【ちょっと派手です。】
【派手すぎ。】
【私はいいと思います。】
【あまり好きではないです。】

ちょっと、最後の子!(涙)

次から次へと来る返事の数々。

スタンプだけで送ってくる子も、返事を書く子も、反応は様々ですが、送信して数分でチャットは会話でいっぱいになりました。

ここで、私の母親的意見としては、やはり各家庭、夕飯時かもしれないし、風呂に入れと言われている時間かもしれないし、宿題や勉強中かもしれないし、、、、
そんな時に先生からのチャットなんて邪魔じゃないのか?!と思ってしまいます。

そんな意見を主人に伝えてみると、

「スマホを持ってない子もいるからね〜。仲良し同士のグループLINEに入れなくても、ここでみんなで話す時間があるだけで少し繋がれるでしょ。」


え、そんな配慮があったのか。。。

少し感心しました。


“いつでも繋がっている”
そんな見えないものに、安心して支えられて、時には不安になったり寂しくなったり。

SNS経験の浅い子どもにとっては、縛られたり、振り回される要因になるだけなんじゃないかと思っていました。

でも大事なのは、“いつでも繋がれる”こと。

話せる場所があって、何となくでも話題に加われて、スタンプ1つ返すだけだってちゃんと意思表示になるし、自分の居場所を感じられる。

クラスのチャットルームに対して大袈裟な見解かもしれませんが、“いつでも繋がれる場所”って、実はすごく大事なんだな、と考えてしまいました。

蛍光ピンク先生の一見するとくだらない話題投下も見直してしまいます。(笑)




ここまで読んでいて、果たしてどんなハーフパンツか気になってきたでしょう?


こちらです。↓


やっぱり派手すぎ?(笑)


このハーフパンツ、気がつくと今はパジャマに格下げとなっていました。

私としてはショックですが、大事な役割を終えてくれた気もします。

今年の父の日は何をあげようかな。。。

私と繋がってくれている大事な家族のために、感謝を伝えていきたいと思っています。

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