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041 「人生ってこんなに楽しいんだ♬」と気づいた韓国留学生活

韓国での語学留学生活について書いてみる。


日本では田舎の女子高生だった私。

校則があったためバイトもできず、部活もゆるーい文化部に籍を置いているだけのほぼ帰宅部だった。

クラスメイトはいい子たちばかりだったけど、私はどうもうまく馴染めずにいた。髪をコテで巻いてみたり、放課後はカラオケに行ってプリクラを撮ったり、無理して周りに合わせていた。馴染めなかった割に、ひとりでいることにも耐えられなかったのだ。

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そんな私が高校を卒業し、韓国ソウルの都会ど真ん中の下宿に住んだ。

下宿を出て10メートルほど歩けばすぐ繁華街だった。韓国は20歳から飲酒できるので、日本で18歳の私も飲酒ができた。

↓↓2006年ワールドカップの時。韓国チームの応援をしに市庁に行って、ゲームの後居酒屋へ。

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あこがれていた韓国で語学学校に通い、ずっと勉強したかった韓国語を学んでいる。親の監視の目もない楽しい下宿暮らし。

お酒の味は良く分からないけど、みんなで飲んで酔っ払うと楽しい。初めてクラブに入ったのもこの時だ。昼も夜もたくさん遊んだ。


語学学校のクラスメイトは国籍も年齢もさまざまだった。

18歳から入学できる学校だったので、私や同い年の18歳たちが最年少だった。

お兄さん(おじさま)やお姉さん(おばさま)たちは私たちにいろんなことを教えてくれた。

日本では先輩や上司として知り合う年齢の人たち。クラスメートとして一緒に楽しく遊んだ。

↓↓18歳の私。20代と30代の日本人のお姉さん。ひとつ年上のアメリカの男の子。

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外国人の友達もたくさんできた。英語でのコミュニケーションは新鮮で楽しかった。「中高で英語を勉強してきてよかった。テスト・受験のためだけの勉強だと思ってたけど、ちゃんと使い道があるんだな」と思った。

↓↓アメリカ・フランスの友達とビリヤード

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みんな「韓国が好き」「韓国語を学びたい」という共通の目的を持っていたので、話も合った。


私自身はお金を持っていなかったけど、当時のソウルは今よりずっと物価が安かった。さらに韓国は年上の人がおごってくれる文化があるので、18歳の私はおごってもらってばかりだった。

語学学校、韓国語、繁華街での生活、親の監視の目がない生活、お酒、夜遊び、気の合う人たちとの出会い…すべてが刺激的だった。

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毎日エネルギーに溢れていた。毎日ただただ楽しかった。「今日も楽しい♪」と思える日が続いた。「人生ってこんなに楽しいんだ!」とすら思った。

そんなキラッキラした日を積み重ね、日本に戻るのが惜しくなった私は、韓国の大学を受験する選択をした。

(正確にはずいぶん迷った上、最後は運に任せたのだけれど)

2006年。語学留学にいた約9か月間は「人生ってこんなに楽しいんだ!」と気づかせてくれた日々だった。

新型コロナウイルスのせいでこんな世界になってしまったけれど、もし海外留学をしたいと思っている人が老若男女問わず、留学が許される状況にさえなればぜひ実行してみてほしいと思っている。


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