032 語学留学の1ターム終了後、もう1ターム延長することにした
楽しい語学留学時代のことを書いてきた。026、027、028、029、030
韓国の大学付属の語学学校の、3カ月弱のコース1回分で語学留学を終え日本に帰国するつもりで渡韓した。
ところが、4月から語学学校に通い始めると、それはもう楽しくて楽しくて…笑
当時高校を卒後したての18歳。脳みそがフレッシュだった私は、どんどん韓国語を吸収していった。自分でもどんどん上達していくのが分かるくらい。
もともと地方出身者なので、ソウルの生活が楽しかったのもあるかも。親元を離れてたから遊びも楽しかった!笑
3ヶ月で日本に帰るのがもったいないと思った。そして両親にお願いをし、もう1ターム受講させてもらうことに。
一度韓国に来てしまうと、留学期間を延長するためのハードルはぐっと下がる。
両親からすれば、最初は3ヶ月だというからokしたのにそれが6ヶ月になって、しまいには大学にまで行くという。。。。とんだ詐欺だけど。苦笑
許してくれた両親には本当に感謝しかありません。
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1タームの延長を後押ししてくれたのは、日本人のお姉さま方のアドバイス。
語学学校は18歳から入学可だった。私が一番年下。日本人は私と同じように高校を卒業してすぐ来た子もちらほらいたけど、ほとんどがOLを辞めてきた20代後半~30代の女性や、韓国人の旦那さんと結婚して韓国に来た主婦の方たち。
中には定年後に奥さんに許可をもらって来たおじいさんや、どうしても韓国留学を諦められなくて1ターム(3ヶ月)限定で勉強しに来た主婦の方もいた。
日本では出会えなかった、幅広い年代の日本の人たちと「クラスメート」として知り合えたのは18歳の私にはとても幸運なことだった。
OLを辞めてきた人たちは自分の貯金がつきるまで韓国にいたいと言っていた。「会社がとても辛かった。韓国で語学留学している今はホント楽しい」と。そして「annieは若いからうらやましい」とも。
若い年で、親に援助をしてもらえる環境で語学留学している私がうらやましいと言われた。それはとても幸運なことだと。
同い年の友達にはできないアドバイスを、日本のお姉さま方にはたくさんしてもらった。
日本では年長者に知り合っても、学校の先輩だったり会社の上司だったり、どうしても上下関係があってフラットな関係は築きにくい。
語学留学では「クラスメート」として一緒に授業を受けた。宿題をしたりご飯を食べに行ったり、友達みたいにすごした。もちろん年長者なんだけどフラットな、日本国内で知り合ってもこうはならないだろうなぁという特別な関係性を築くことができた。
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日本に帰るか、1ターム延長するかを悩んでいた時、お姉さま方の「annieは今すごくラッキーな環境だよ」「後悔がないようにがんばってね」という言葉で方向性が定まったように思う。
もう少し韓国で勉強したい。今日本に帰ったらもったいない。後悔したくない。
人生にたらればはないけれど、あれから14年経った今、私は1ターム延長した選択にひとつも後悔がない。
18歳、韓国ソウルで、「後悔のない人生を送ろう」と決めた。
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