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台湾は豆腐の種類が充実している

こんにちは。台湾に留学中のAnneです。
今回は、台湾でよく見かける豆腐の種類を紹介します。
日本でメジャーな種類は、絹豆腐、木綿豆腐、高野豆腐、厚揚げなどですね。
豆腐というと日本食のイメージが強いですが、台湾には日本で見たことのない豆腐の料理がたくさんあります。
それでは、下の記事を参考に8種類の豆腐を詳しく説明していきます。

参考サイトはこちらです。

嫩豆腐


絹豆腐です。作製の過程で凝固させる時間が長く、水分量を多く含み、食感は柔らかく優しいのが特徴です。きめ細かくツルツルしており、崩れやすいので蒸し料理、冷たい和物、鍋料理に適しています。

板豆腐


製作過程は嫩豆腐と似ていますが、使用する凝固剤が違います。製作の過程で長い時間大きな圧力をかけるので、嫩豆腐と比べると水分量が少なく、食感はしっかりとしています。
制作の過程で硫酸カルシウムを加えるため、カルシウムを多く含み、絹豆腐と比べると、10倍以上もカルシウムを補うことができます。
調理法は蒸す、煮る、炒める、揚げる、どれも適しています。

雞蛋豆腐


製作の過程で大豆以外に卵を使用するため、色合いは黄色くなり、他の豆腐よりもビタミンAを多く含みます。
絹豆腐より崩れにくく、両面を焼く「煎」という調理法や揚げるのにも適しています。

芙蓉豆腐

雞蛋豆腐の一種で作り方は同じですが、原材料がほとんど卵であるため、分類分けは豆腐というよりも卵製品になります。
食感は雞蛋豆腐よりも柔らかく崩れやすいため、調理方法は絹豆腐のように蒸し料理や冷たい和物が適しています。

魚豆腐


芙蓉豆腐と似ていて、大豆の比率は低く、原材料は魚肉であるため普通の豆腐に比べ、食感は硬めです。
硫酸カルシウムを加えて凝固しやすくさせ、出来上がりが硬くなるため、どんな調理方にも適しています。最もよく見るのは、両面を焼く煎という調理と、鍋に入れて楽しむ方法です。

木棉豆腐


日本語と同じで、伝統的な豆腐です。木綿豆腐の由来ですが、作製の過程で木製の箱に入れ、綿の布で包み圧をかけることから木綿豆腐という名前がつきました。
調理方法は、煮る、蒸す、炒める、揚げる、全てできます。

油豆腐


一つ目に紹介した板豆腐を揚げたものが油豆腐です。外側の衣部分が豆腐を崩れにくくさせるので炒め、煮込み、揚げるなどに適しています。他の豆腐と比べて味が染み込みやすいため、おでんや煮込み料理のほかに、油豆腐包肉という、中にお肉を詰め込んだ料理も有名です。

凍豆腐


日本語で、高野豆腐とも言われます。
こちらも板豆腐をさらに加工させたもので、板豆腐を冷凍し、豆腐の組織を破壊し、豆腐内部に隙間を作ることによって噛み応えのある豆腐になります。また、小さな隙間があるため味が染み込みやすく、他の豆腐と比べて豆腐の食感と味を楽しめます。

百頁豆腐


他の豆腐とはかなり違っていて、原材料は、大豆蛋白、サラダ油と加工澱粉で、最後に形成して完成させます。油を多く使うため、油脂の割合が高く、30-50 %もあります。そのためカロリーも高く、100gで125キロカロリーで、これは板豆腐の約三倍に相当します。

まとめ

今回は、八種類もの豆腐を紹介しました。
私が一番好きなのは、百頁豆腐です。初めて食べた時は、見た目は豆腐なのにもっちり弾力があって驚きました。
台湾には素食を実践する人が多いので、前回紹介した、麵筋という食材と合わせて、タンパク質をしっかり摂れる食品が充実しています。
ほかにも、豆腐以外の大豆製品もたくさんの種類があるのでこれからたくさん紹介していきます!

前回の記事はこちら。


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