続・AIに選んでもらえばいいじゃないか編①
前回に続き、バチェ●ーデートの利用を続ける筆者。
ちなみに当時のバチェ●ーデートの参加条件は、
【女性】
・20歳以上
・外面・内面共に洗練された方
・真剣にパートナーを探している方
【男性】
・20歳以上
・内面・外面共に洗練された方、
・一流企業社員、経営者、または管理職、公務員、医師、士業、研究者などの専門職等一流企業社員
・真剣にパートナーを探している方
でした。なぜか女性と男性で内面、外面の順が違った。男性の方が職業とか年収の審査が厳しそう。
いわゆるハイスペ同士の出会いを売りにしていた
バチェ●ーデートでしたが途中で、
※ハイスペの定義は人それぞれ
という注釈が入った。
まあ確かにそうか。
次のお相手は、
・31歳
・国立大卒
・年収400万円
・会社員
・身長175cm
・趣味は音楽、映画、旅行、温泉、食べ歩き
・性格は知的、誠実、情熱的、優しい、聞き上手
今回は特にチャームポイントに色気はなかった。
(※前回参照)
ハイスペ限定と打ち出していたし前回の方が経営者だったので、それと比較するとハイスペか?という感じだけど、普通に良い感じ!
早速デートへ。
便宜上、この方をJさんと呼ばせて頂きます。
バチェ●ーデートは事前のメッセージのやりとりはできないけれど、当日の待ち合わせ時のみメッセージをやりとりができます。
この日はちょうどクリスマスで、
街にはすごい人。
少し早めに行こう〜と思って、
アプリが指定されていたカフェに向かっていると、Jさんから連絡が。
Jさん「今日はよろしくお願いします。」
筆者「こちらこそよろしくお願いします。今向かっています〜!」
Jさん「待ち合わせ場所を変更してもらえないでしょうか?●●のジャンカラで。」
・・・・
ジャンカラ??
一瞬思考が停止する。
カフェではなく、カラオケに変更希望?
いやいやいやいや
そもそもこのアプリは指定のカフェで1時間デートって決まってるし、
初対面で何も会話せずにカラオケはさすがにない!
ただ人多くて迷って、目印がジャンカラしかなかっただけかも!!●●に来たらいつもジャンカラに行く、カラオケマスターなだけかも!
自分に言い聞かせるが、もうやばい予感しかしない。
せっかくのクリスマスでちゃんと化粧もしたし、
とりあえずジャンカラで待ち合わせだけして
指定のカフェに行けばいいかと思い、
とりあえず指定されたジャンカラ前に。
すると、
「・・・・Annaさんですか・・・・?(小声)」
すーーーっと背後からJさんが現れた。
え?自分ジャンカラで待ち合わせようって
よう言うたな?
って感じの
めちゃくちゃ細くて幸薄さそうな人でした。
全然ジャンカラ顔じゃない。
会った瞬間に
あ、もう帰りたいって思ったけど
とりあえずジャンカラから遠ざかるのが先だ
と思い、明るく挨拶をして「じゃ、行きましょうか!」と半ば強引に指定されたカフェにJさんを誘導した。
続きます。
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