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見ることは、いつもことばより先にある

大崎清夏さんのエッセイ「目をあけてごらん、離陸するから」のなかで、

詩人とは、ことばのもつすごく曖昧かつ明晰な作用を知っている人のことだと、私は思う。

見ることは、いつもことばより先にある。見ることは、いつも新しい朝のように、私たちに託されている。ことばはいつも遅れて来るが、そのくせすごい速さで世界を覆い尽くしてしまう。誰かのことばで覆い尽くされた世界は息苦しいけれど、私たちは流転のなかにいるのだから、きっと雲が晴れるようにそこここでことばは欠け、ことばの意味もあ ちこちで欠けて、風が入ってくるはずだ。
その風について精確に書き記すことができたら、もしかしてそれは詩なのかもしれない。

137ページ


見たものを、見えた世界を"言葉"で表していく。

自分の"言葉"で。

自分から生み出される"言葉"で。

自分という、フィルターを通した"言葉"で。

だから、読んだとき、その人の世界に巻き込まれるのが面白いのかもしれない。



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