自分には素直でいたい
辛いから違う道を選ぶ、行動を変える、
楽しくないから辞める、
そんなものは逃げだ、自分はダメだ、と思っていた。
でも最近気づいた。
入り口はネガティブでも、マイナスな感情でもいい、結果的に自分が、その道を選んでよかった、と思えれば
もしくは、良かったとまでは思えなくても、
どこか小さなところで、これも悪くないかもと少しでも思えれば、そこにきっと価値がある。
大なり小なり、人はみな、自分の姿を何らかの形で取り繕って生きている。
少なくとも私は、偽りばかりだ。
本当はやりたいことなんてわからなくても、
今の仕事より〇〇がやりたいから辞めると言って、人に納得してもらえる理由を探しがちだった。
実際、それが本心かどうか自分ですら分からなかった。
行動の理由やきっかけは前向きなものじゃないとダメなんだと言い聞かせて、自分にさえ嘘をついていた。
ある種の強がりだったのかもしれないけど、
人には素直に言えなくても、せめて自分だけには素直でいたい。
あんなことを言ったけど、本当は自分でもよく分からないな。とか
ただ嫌で、逃げたかったとか
自分のやることに本当は意味なんかないかもしれないとか、
好きと言ったけど本当は好きじゃないかもしれないとか、
さらけ出さなくても、自分の中できちんと、素直な感情に向き合ってあげる。それだけでいい。
私は真面目すぎて
本心でもないことをそれっぽく言ったり、誤魔化したりなんかできないと悩んでいた。
前と比べると少し割り切れるようになったが、
今でも変わらず、その場に合わせて誤魔化すのは苦手だ。
しかし、それはあくまで、人からどう見られるかを汲んだ上でのその場しのぎの自分の言葉だ。
いつか、自分の本当の気持ちを上手く言葉にのせて伝えられたらと思ったりもするが、
分かってもらおうとしない方が良いのではとすら思える。
本当のところ、自分のことは自分一人が知っていれば、いいのかもしれない。
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