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精神的安定とインスピレーション

森の中で歩いていたり、
好きな音楽に頭が支配されていたり、
動物と戯れていたり、お菓子を作っていい香りに包まれていたり、架空の物語を思い描いて異世界に飛んでいったり、
心から癒されるにあると、頭がスーッと落ち着いていく感覚がある。

不安な気持ちが晴れたり、モヤモヤがスキッとしたり、
息苦しくなっていた身体が軽く解放されていくような。

精神的安定は、良いインスピレーションを得る上で必要不可欠な材料だ。

もちろん、他のものから影響を受けたり、外的要因から気づきを得ることで自分のクリエーションに反映することもあるだろう。
ただ、それもどこか自分の内側に、それをキャッチするアンテナがあるからこそ影響を受けるのだと思う。

生きている限り、みたり、きいたり、手触りや、匂いを嗅いだり、喜びや、ちくっとした痛みや、何かを感じる限り、
自分の内側から湧き出るインスピレーションは、無限で終わりのないものだろう。

しかし、とにかくしんどかったり、少しも前向きな気持ちになれない時もある。
私の場合は、自分のコンディションをコントロールして、調子の良い状態を保つのが難しい。
そんなときに、良いインスピレーションを無理やり産み出そう、引きずりだそうとすると、途端に出てきてくれなくなる。

無理に絞り出すものでもなく、ただ自分の内側に優しく向き合ってあげること。
じっくり大切に労わってあげると、ホロッと、スーッと、
どこからともなくインスピレーションが湧き出てくる。

自分が自分らしく、ありのまま、自然と呼吸ができて
酸素が脳内や体を駆け巡っているのを感じる時。
エネルギーが隅まで行き渡って、自分の本来の力が発揮できる時。

その状態こそ、いわゆる良い「インスピレーション」が湧き出てくるということだと思う。

そもそも、この言葉の語源はラテン語で、「命を吹き込まれたもの、生命そのもの」という意味があるらしい。
これから派生して、現代においては、「直感」的な意味で捉えられているという。

この、「直感」が冴えている時、直感が働いて初めて、自然と良いインスピレーションが得られる。

これは、「よし、直感を働かせよう、
直感を信じよう!インスピレーションを得よう!」と意識するものではないというのが重要なポイントだ。

この、無意識的な所にこそ、直感の源があると思っている。

そのために、いつも自分の心に耳を傾けてあげること。
感じたことや、マイナスな気持ちすらも、そのまま受け止めてあげること。

自分の心が帰る居場所をいつも心に確保しておきたい。

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