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60年前で止まってる人へ!「着物ルールは破ります!」HSS型HSP+ACスナックママの人生ブログ

毎日着物で仕事をしていますスナックママのあんこです。

着物について連投しております、3回目。

前回、「着物と俳句は似ている」で、着物にルールがあることと、俳句同様に「ルールの中で着物に表現を!」という話と、

私は着物のルールを熟知した上で守ってません!(笑) という話をしました。


HSPの私は、常日頃、色んなことを深く考察します。
今日は、60年間もシーラカンスの、「着物のルール」について、私の考察です。

私は着物の専門家ではあーりません。


着物警察のルール色々

例)着る場所ルール! ほっといてくれ!
例)着物と帯の組み合わせルール 自由にさせてくれ!
例)季節による仕立て、柄、組み合わせのルール  こんな縛りでオシャレできるか!


ただでさえ、着物は洋服ほどアイテムがなく、形も使うものも決まっているのに、

その中でさらに、着物の裏地がある無し織り物染め物の区別、組み合わせ、来ていく場所までルールがあるんですっ!

これを守ってないと、着物学院を卒業した人や着物学院のYouTubeを見て着物に詳しい上級者だと思ってる人達(通称:着物警察)に白い目で見られます。

どこにどの着物を着て行こうが、そんなの私のセンスでしょ。

ルールによると、卒業式に紬は❌です。
でも、私は娘の卒業式に着ましたよ、大島紬。

卒業式に紬を着ましたよ。


ルール違反です。
おかしいですか?
これを着てはいけないというルールの方がおかしくないですか??


着物ルールの歴史は浅い

実は、今のガチガチの着物ルールができたのは昭和40年ごろです。

それまでみんな自由に着物を着ていました。

戦後、高度成長期に段々と生活が洋式になるにつれ、着物の着方を知らない人が増えて着物が売れなくなってきて、呉服業界が着物を売れやすくするために
「これとこれをこうやって合わせると間違いはないですよ」
「季節は先取りすると粋ですよ」

というガイドみたいなものを作ったのが始まりです。

それを着物学院とかがルールブックみたいにして、今の「着物ルール」になってしまいました。

平安時代から始まった着物文化ですが、今のルールは60年ぐらいのことですね。


時代は流れるのだから、伝統も変化する。

平安時代と今の着物はだいぶ違う

伝統は守るべきと思いますが、では、一体いつの時代のものを守るのが正解?

伝統って実は革新の連続なんです。

平安時代の着物を今の人が着てないのを見てわかるように、伝統は少しずつ変化してきています。

その時代時代の人々が、伝統を守りながらも、時代の流れの中で少しずつ革新し続けてきて、今まで着物が受け継がれてきました。

昭和40年にできたルールも、その時代の流れの一つですから、後世から見たら「昭和という時代はこんな感じだったんだね」って思う、一つの歴史なので、伝統として受け継ぐべきだと思いますよ。

ただ、大事なのは、受け継いで、さらに、

令和の革新

をしていかなくてはいけない。ということです。

常に流れていないとだめ!
革新しないとだめ!
ただ守るだけではだめ!

それをしないで止めてしまうと、それは伝統ではなく「過去の歴史」になってしまいます。

つまり、着物は“終わったもの”になってしまいます。

終わったものを守るのでは、それは「遺産」です。

そう思いませんか??

なのに、昭和40年で止めようとしている着物業界!

今だに、あれはダメこれはダメ、マナー違反だと、YouTubeで布教し、60年間、革新を阻害し続ける着物学院!

なんやねん!

見てみて⇩

昭和40年よ
これも昭和40年よ
これも昭和40年

そしてこちらが令和の着物雑誌。
↓↓↓

60年間、まったく進化していない!

令和5年!  昭和40年のと比べてみて!


こんなに進化しない業界、他にあるだろうか?

アイテムも、着付けの仕方も、髪型も、何ひとつ変わらない。
変えさせないルールのせい。

勝ち負けがあるわけでもない、危険なわけでもない、誰かに迷惑をかけるわけでもないのに、なんでルールがあって、変えちゃいけないんだろう?

明治時代 裾に綿が入っている(フキ)
着物の仕立て方も、袖の長さも、髪型も着方も帯の締め方も、だいぶ違う。

つまり、昭和になるまでに進化していた。

美の感覚は時代と共に変わりますよね。


どんなものが美しいと感じるかは、その時代の流行りとかにもよるし、
日本人の顔つきとか体格が変わってきてるのだから似合うものも変わると思うんです。

例えば昔はお歯黒が美しいと感じたり。
でももしそれを現代にすることが、周りがそれを美しいと感じるか?

それと同じで、現代の人が、美しいと思う着物を作るとか、美しいと思う着方をすることが、革新であり、遺産にしないことだと思うんです。

それを提案するのが着物雑誌の役割じゃないの?と思う。

婦人画報、60年間、何やってきてんの。


そこで、私の推し!JOTARO SAITOなのよ

伝統を守りつつ現代に合った着物作りに挑戦している、それがJOTARO SAITOの着物なんです。だから好きなんです。

前にそんな記事を書いてます↓


なので、私はルールを破っています。
伝統は守りつつ、現代のファッション感覚で革新していきます。  

着物の柄まで、ススキだのあやめだの決められたくないわ。

60年前からストップしてる人たち!着物は遺産じゃない。現代のファッションだ!

これからも進化する着物を私は着ます!

またねー。



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