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台湾訪問2日目のご報告

台湾訪問2日目の簡単な報告をしたいと思います。
ゾルゲ事件で有名な尾崎秀実、この父親である尾崎秀真氏が台湾では重要な人物であったということが分かりました。

私は台湾にいます。
1時間日本と時差があって、日本だともう既に5月20日になっていると思います。

それはさておき、今回台湾に来ているわけですが2泊3日で2日目ということです。
明日の頼清徳氏の総統就任式、こちらに国会議員として出席をするのが今回の台湾訪問の最大の目的ということではありますが、その前に2日間いただいているということです。
昼も夜も重要な方々と昼食会、夕食会をして、その間には台北の各地を視察するというものです。

今回の台湾訪問に関しては自民党さんであったり、あとは台湾の方からも経済的な支援をいただいていて、ありがたいことに私の自己負担というのが1万円だったかな、済んでいるということで、大変ありがたいところです。
とは言え、台湾からの支援は除けば日本からの皆さん、日本国民の皆様に収められた税金が私の訪問にもそれなりに使われているということで、そこはまず噛みしめなければいけないということと、まずお礼申し上げます。
ありがとうございます。

2日目は簡単な報告です。
まず午前中に台湾鉄道博物館、そして台湾の国立博物館に行きました。
台湾鉄道博物館はやっぱり非常に面白いです。
私も鉄ちゃんというわけではないですけれど、それでも鉄道の展示というのはなかなか興味深いものがあります。
日本の電車が台湾に輸入されたというか技術が輸入されたっていうのかな、そういう感じはします。
台湾で走ってた電車の特急列車とかの車両の中の一部を展示室に展示してあって、椅子に座れたりするわけです。
そういうのもあればジオラマみたいなのも当然ありました。
日本全国いろんなところに残っている、例えば岡山県津山市とかに鉄道の汽車を保管するために線路の一部が円形になってて回転するっていうやつです。
その模型があったりもしました。
とにかく鉄道の博物館はなかなか面白いな、鉄道ファンの方には非常に面白いものだと思います。

その後に台湾の国立博物館の方にも行ってきました。
こちらは台湾の考古学的な、あるいは台湾の歴史がある程度網羅されているような感じはしました。
台北中心なのかもしれないですけど。
あとはサイですか。
台湾からは基本的には恐竜みたいなのはあまり発掘されてはいないんですけれど、サイの剥製みたいなのはありました。

そういうのがあって、その展示の中の一つに尾崎秀真氏の残したものがあって、文献家なんかだったと思うんですけれど、新聞記事かな。
この尾崎秀真氏っていうのは「尾崎秀」まで読むと尾崎秀実を思い出す方が多いんじゃないかなと思います。
もちろんゾルゲ事件ということで、朝日新聞記者の尾崎秀実がソ連のスパイだったという、とんでもない事件なんです。
リヒャルト・ゾルゲっていうロシア人と協力をして、日本の情報をソ連に送っていたということです。
私はこれ教科書に載せるべきだと。
尾崎秀実であったりゾルゲ事件というのは、小学校中学校でみっちり教えるべきだと思うんですけど、現状、あんまりゾルゲ事件を知らない人も多いんじゃないかなと私は少なくとも小中は歴史を勉強してましたけど、ゾルゲ事件は不勉強だっただけかもしれないですけど勉強してないんです。
こんな事件教えてもらってたら衝撃受けたと思うんですけど。
その尾崎秀実の父親が尾崎秀真氏で新聞記者でもあって、その時、台湾統治の時に台湾の新聞を新聞編集者でもありましたし、それに加えて考古学者・歴史学者でもあったということで、それに関する資料が一部残されて展示されておりました。
尾崎秀実の父が台湾ではかなりの重要な人物だったのだということを知ることができるということで、非常に勉強になりました。

今回の台湾訪問の時に、日華議員懇談会の会長は古屋圭司さんです。
LGBT法案を進めたということで、その関係でなかなか評価が難しい方もいるかもしれませんが、日華議員懇談会では本当にすごく頑張っておられる方で、私も大変尊敬しているところです。
古屋圭司先生が、この台湾訪問で皆さんにこういう視察を、特に日本統治時代の遺物異物と言いますか台湾でも残っているので、そういうところを中心に見てもらってもらっているということで、今回の視察もそうなんですけれど、そういうところを是非日本の小学生、中学生、高校生に修学旅行で台湾に来てほしい、それを今回来た議員さんに呼びかけてほしいと。
皆さんの地元の首長さんに呼びかけてほしいと。
小学校、中学校、高校の修学旅行で台湾に来てくれと言われていて、私も実際に見て「ああなるほどそうなんだ」ということを実感したところもありますので、歴史を字面だけ追っているだけじゃなくて、実際に来て見てみるっていうのは非常に大事かなと思いました。
古屋圭司先生のそういう方針も非常になかなかいいものだなとは思いました。
私も機会があれば、こういうことは学校関係者などにお伝えできたらなと思います。

あと、昼ご飯です。
今回昼ご飯がすごい量でした、よく食べたなという感じです。
昼ご飯は興蓬萊台菜餐廳に行きました。
ここは李登輝総統が生前によく好んで来られた店ということでした。
この店はそれだけでなかなかすごい店だなと思うわけです。
李登輝総統が食事してるとか、ここに来ていろんな人と交流してる写真であったり、あとは李登輝総統が好んでよく食べたベスト3とかいうのもあって、今回全て食べさせてもらいましたけど、非常に美味しい料理でした。
李登輝総統のゆかりのお店では、台湾の立法院の議員さん、日本でいう国会議員さんの方々とお話交流をさせてもらったということです。

韓国瑜という台湾の国会の議長さん。
「韓国」って言うので勘違いしてしまうかもしれませんけれど、台湾人の台湾の国会議員さんです。
議長さんがそういう名前らしいです。

あの何人かの議員さんと交流をさせてもらいました。
これをインスタの方にもアップしています。
洪孟楷議員で41歳の議員さんです。
若手なんですけど副委員長とかいう肩書きでした。
若い人も副議長とかされるのかなっていうところです。

邱議瑩議員です。
この方、三原じゅんこさんに似てるかなという感じはしました。

林楚茵議員です。

この方はメディア出身の方みたいです。
キャスターしていたという話らしいです。
私が「NHKから国民を守る党でNHKと戦っている、NHKのみならず主要メディアと戦っている」というお話もさせてもらいました。
「なぜですか?」と聞かれると「端的に言うと日本のテレビをはじめとする主要メディアは中国に影響されていて中国寄りの行動をする、それがけしからん」ということをお話したら「台湾もそうですよ」みたいなことを言っていただきました。
「なるほどな」という感じはします。

こういう向こうの議員さんとの交流もさせていただきましたし、なんだかんだで日本の今回来られた国会議員さんとの交流もそこそこできているのかなという気はします。

ということで台湾訪問2日目のお話でした。
尾崎秀真氏・尾崎秀実もやっぱり小中で教えるべきだなと思いますので、今の小学校中学校で教えている歴史というのを私はそこまで把握しているわけではないので、皆さんの情報を教えていただけたらなとは思います。
そういう意味では非常に勉強になった台湾訪問でしたし、もう少し尾崎秀真氏・尾崎秀実については勉強してみたいなとは思いました。

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