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パリのファッション:PDLB

昨夜はパリの大森美希さんとTwitter(現X)のSpacesで、3時間ほどお話しました。テーマは「日本型の就職と欧米型の違い」について。そういう話をしようと事前に決めていたわけではないのですが、自然と話題がそちらに流れていきました。大森さんはパリのBALENCIAGA、LANVIN、NINA RICCI、NYに渡ってからは、COACHのシニア・デザインディレクターと、ラグジュアリーブランドのデザイナーを歴任されている方です。

現在はパリのParsons美術大学パリ校・修士課程のアソシエイト・ディレクターをつとめているので、学生をファッション業界に送り出す立場。その話を聞くうち、自然と「日本と欧米の働き方の違い」という部分に話題が集中していきました。

ヨーロッパやアメリカのラグジュアリー・ブランドの世界でのサバイバルが熾烈を極めることは遠巻きから眺めているだけではありますが、知っていました。しかし内部から見たリアリティある実体験を聞くと、本当に厳しい業界なのだなとあらためて感じます。私の前回、前々回のパリ訪問の際、ファッションウィークでの「Yohji yamamoto」レディース、メンズのショーを2回続けて見られたのも、大森さんが連れて行ってくれたからです。

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多分、俺の方がお金は持っていると思うんだけど、どうしてもと言うならありがたくいただきます。