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シェフと美容師:PDLB

誰とでも対等になれる仕事は、たとえばシェフや美容師だと思っています。サービス業にはいくつかの段階があり「自分でもできるが、面倒なので他人にやってほしいこと」「自分でもできるが、仕上がりの完成度を求めるので専門職にやって欲しいこと」「自分ではできないので専門職に依頼すること」などが存在しています。

サービスの単価が高いのは専門職や、免許・資格がないとできない医師、弁護士、などの職種で、医師は約34万人、弁護士は約4万5000人と言われています。これらの職業が一般的な会社員に比べて価値と尊敬度が高かったのははるか昔の話です。医師にしても病院をいくつも経営しているような場合を除けば、それほどの報酬を受け取っていません。弁護士も同じです。

時代の変化で生まれたのは「誰にでもできることに付加価値をつけるのに成功した人々」で、彼らの報酬は医師や弁護士を数百倍も上回ります。その状況を知った若者が資格試験のための勉強や、責任の必要とされる実務を避ける方向に流れるのは当然のことだと思います。従来型の大人は現状を知らないことが多いですから、過去に信じられていた価値でしか話しません。だからこそ若者はブルーオーシャンを目指すのです。

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多分、俺の方がお金は持っていると思うんだけど、どうしてもと言うならありがたくいただきます。