防災リュックの重要性：PDLB

「日経平均がバブル期を超える勢い」という話を聞いて、大部分の国民はどう感じるのでしょうか。30年間も平均賃金は上がっておらず、株価だけを根拠にして景気がよくなったと思うことができる一般庶民はいるのか、はななだ疑問です。

1990年から賃金がほとんど上がっていないうえ、対ドル、対ユーロの価値が下がり、諸外国との物価の差が開いていきます。ビッグマック指数でアジアの国々にも差をつけられています。
（ビッグマック指数『The big mac index：BMI』は、各国・地域におけるビッグマックの平均価格を比較することで、為替レートや物価水準、購買力といった経済状況の比較や把握をしやすくするための指数）
あまりマクドナルドばかり食べているとボディマス指数が上がってしまい、こちらの「BMI」にも影響が出そうですが、スイスが1207円、韓国607円、タイ559円、中国517円、日本が450円です。

これは経済的にそれほど正確な物価を表しているとは言えないのですが、ひとつの参考基準として受け取れば、韓国、タイ、中国が日本より高いビッグマックを食べているという事実に変わりはありません。

株価と景気実感との乖離はなぜ起きるのでしょうか。